ガダルカナル戦書籍一覧


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↓ガ島中央戦跡要図
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

作文 従軍慰安婦・慶子
前日の 西山日誌
前日の 若林日誌
前日の 亀岡日誌
前日の アウステン山の記録
三日の 堺台第一拠点の記録
堺台第二拠点 歩228連隊12中隊のガ島戦 



第38師団歩兵第228連隊 
第三大隊長 陸軍少佐 西山 遼 氏の日誌


現在地、見晴台大隊本部
昭和十八年一月六日 水 晴後雨  
ガ島上陸63日目
朝、若林報告方々来る。
壕に入れ圧搾口糧を出して労を犒う。
あの体格にて三分の一定量にてはさぞ困難しあるべしと同情を禁じ得ず。
四国台方面の敵大にして積極的ならざるも後方に小部隊迂回の慮なしとせず見晴山北方地区の警戒を一層厳重にすべく第一・第二斥候を派遣警戒するに決す。
尚、若林隊、RA小隊間の連繋をとらしめ間隙よりの潜入を防止する。
糧秣補給順調、昨日派遣せし渡辺中尉等九〇三にて米・口糧二九梱受領せりと。
然し尚後方にも米を受領しありて輸送兵力なきためそのままになしある状況にて直ちに同方向に急行せりと報告し来る。
副官として三〇名九〇三に派し該糧秣を受領前送を実施せしむ。
これにて十六日までは確保し得ることとなる、但し一日230グラム程度なり。
後方に尚逐次集積されつつあるを持って日糧三百グラム、二十日までは数日の間に確保し得べし。
補充員逐次上陸しつつありと快快に堪えず。
最近は砲撃を受くる事熾烈なるも日毎日毎に明朗化し行くを感じられ愉快なり。
西山大隊、見晴台布陣図
ガダルカナル Guadalcanal
八時頃歩兵団長に招かる。
西部見晴台に対する閣下の心配は相当なるものあり。
予の慮置に対し一部兵力を増強するとて擲弾筒一、LG一を有する一分隊を増加配属される。
予深く感謝し直ちに同陣地を強化す。
又斥候二組の常時派遣により益々安全感を大ならしめ得。
増加分隊に乾麺包一を贈る。
缶詰の空き箱を北村より貰ひ壕中机がわりに代用す。
食事、事務等非常に便利にして身辺整理され気持ちよし。
昼間は平静なり。
今日閣下より「ノモンハン戦」の苦境時の失敗につきいろいろ話を伺ふ。


西山大隊の糧秣受領状況に驚く。
エスペランスから九〇三高地までの臂力輸送をどの部隊が担当していたのか疑問が湧いた。
この時期、二師団の小川陣地ではエスペランスまで糧秣受領隊を派遣していた筈。
予備隊として確保されていた歩229連隊か輜重三八連隊か…
歩229連隊は二千名中六百しか上陸出来ずギフ高地やシーホースへ補強分派されていたので輸送力があったとも考えづらい。
歩229連隊史と輜重三八連隊の資料を調べなおす要ありです。

米軍が撮影した航空写真、ヒル54・55・56が見晴台
ヒル73が堺台と呼ばれ日米両軍の緩衝地帯。
ガダルカナル Guadalcanal

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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
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冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。



新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



平成24年9月8日 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ7柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
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○原発関連情報○

独逸天気予報より →  放射能予報

文科省発表 → 全国放射能濃度一覧

武田邦彦教授の → ブログ




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