英語版逆転裁判6解説第5話探偵2日目（その3）

■Episode 5 Turnabout Revolution
Investigation, Day 2

シンエイタイ
ツノ頭とカニ頭あああッ！
どこに逃げたぁああああッ！
ココネ
‥‥カニ頭って
わたしのことじゃないですよね？
Royal Guard
Hey! Where'd Horn Head and Spidey Hair
gooooooo?!!
Athena
...Spidey Hair? They're not talking about me,
are they?

ということで前回に引き続き、蜘蛛みたいな髪型だと言われるAthena。

ナルホド
頭隠して尻隠さずだね。
Phoenix
It was like watching a pair of ostriches
burying their heads in the sand.

Phoenix「まるで砂に頭を隠すダチョウ二匹みたいだったよ。」
慣用句で「bury one's head in the sand」（現実に目をつぶる、頭隠して尻隠さず）という表現があって、「ダチョウは敵に追われると頭だけ砂に隠すという言い伝え」が元になっているそうです。

ココネ
い、イモリ？
オドロキ
希月さん、それは違うよ。
これは“ヤモリ”だ。
Athena
Eeewww... Is that a newt?
Apollo
Come on, Athena. Can't you tell a gecko when
you see one?

イモリ：newt
ヤモリ：gecko
イモリは「井守」だから水辺にいる両生類、ヤモリは「家守」だから陸にいる爬虫類、と覚えましょう。って昔習った。

ダッツ
名前だってオドロキなんちゃら
という、芸名しかわからなかった。
Datz
All we knew about him at first was his stage
name, "Jangly Justice" or something like that.

王泥喜奏介の名前は英語版だと「Jove Justice」。
「jangly」は「不協和音のような」みたいな意味で、Jove Justiceがミュージシャンだったのに合わせた「なんちゃら」部分になります。

ドゥルク
‥‥‥‥あ、ああ。
俺が‥‥買ったモンだ。
Dhurke
.........Oh, um, it's...
it's something I bought.

英語版でも「俺が買った」と言っているだけで、「俺のものだ」とは言っていないですね。
だからウソはついていない、と。

オドロキ
そんな能面みたいな顔してないで
ハッキリ言ったらどうだ？
自分の気持ちってヤツをさ。
Apollo
Enough with the zen monk act, Nahyuta.
Tell me how you really feel.

「禅僧みたいなふるまいはもうたくさんだよ、ナユタ。ハッキリ言ったらどうだ？　自分の気持ちってヤツをさ。」

レイファ
母さまの‥‥バカぁあああッ！
Rayfa
You ... You... nincompoop!

nincompoop：ばか者、とんま
教科書では学べない単語の勉強ができるのが英語版逆転裁判です。ｗ
ちなみにこの「nincompoop」は後でも登場するので覚えておきましょう。

ガラン
‥‥ツノ頭の弁護士よ。
忠告しておきましょう。
Ga'ran
Now, heed our warning, Horned Devil.

日本版では「ツノ頭の弁護士」の部分が、英語版だと「Horned Devil」つまり「ツノ頭の悪魔/悪人」と、ひどい言い方になっています。
なお、この後の法廷パートでも、Ga'ranはApolloをHorned Devilと呼び続けます。

「弁護士はピンチの時こそ、ふてぶてしく笑う」
このコスチュームだと説得力がないですね。ｗ
ということで、最後の裁判へ続く。

次　法廷2日目（その1）

英語版逆転裁判6解説 第5話 探偵2日目（その3）

英語版逆転裁判6解説第5話探偵2日目（その3）