■Episode 2 The Magical Turnabout
Investigation, Day 1




ヤマシノ登場。
名刺に注目。
英語版では横書きになっていて、横持ちしているので手の位置がちょっと違うのがわかりますね。



わかりにくいですけど、お札のデザインが日本のお札からアメリカのお札に変わっています。
スケッチブックももちろん翻訳されて表示されます。

ヤマシノ
じゃあ、これでわかるかな?
シクヨローッ!

Retinz
Really, kid? Then try this on for size...
Hang loose, baby!


「シクヨロー」の時のあのモーション、ハワイのハンドサイン「Hang Loose」のことで、「気楽に行こうぜ」などの意味合いだそうです。
実際にRetinzが「Hang loose, baby!」と言うシーンもあります。

オドロキ
え、えっと、じゃあ‥‥‥‥
し、しくよろー! ‥‥どーんッ!

Apollo
Uh, okay... Here goes...
"T-Talk to the hand! KA-POW!"


「KA-POW」は「どかーん」みたいな擬音のこと。
英語版でも、漫画の擬音を口に出しちゃってダサいよ! というネタ。

オドロキ
成歩堂なんでも事務所に
3億円の損害賠償を請求する”

Apollo
"...the second party will pay three million
dollars as compensation to the firsy party."


支払いは300万ドル。
1ドルが100円換算になるのは、これまでのシリーズと同じ。



RetinzとTrucyのサイン。Trucyのyとgが可愛い。

ヤマシノ
だったらさ、マグロの漁船にでも
乗って、かせいでもらおうか。
「弁護士、マグロ漁船に挑戦!」
みたいな、特番組んでさ。ふふふ。

Retinz
Then I guess you're gonna have to go fishing
for some.
I can see it now: "Craziest Catch: Legend of
the Seasick Lawyers"! Heh heh heh!


日本だと、マグロ漁船といえば、漫画なんかで借金を返せない人をマグロ漁船に乗せて稼がせる‥‥みたいなネタがあるので、ヤマシノPがこういう話をしたんだろうなというのは日本人ならだいたいわかりますが、アメリカにはそんなネタはありません。
ということで、英語版では番組のタイトルが「イカれた釣り:伝説の船酔い弁護士」という、これはこれでひどいものに。

英語版でミス修正発見。





これは探偵パート終盤、ステージ奥の奈落に行けるようになった後、ステージに来た時のスクリーンショットですが、英語版では茜がいますね。
実はこれは日本版がミスっているのです。
このタイミングで来ると、自動的に王泥喜と心音の会話が発生するのですが、会話が終わり心音の姿が消えると、唐突に茜が登場するのです。
この点について、英語版で修正が入ったのでしょう。

ミミ
ふん。当たり前よ。
話したら殴るわよ。グーで。

Bonny
You better not! Or you're gonna get it!
POW! Right in the kisser!


「POW! Right in the kisser!」は直訳だと「ボカーン! 口に直撃!」という感じになるのですが、検索したら、なんかのコメディの登場人物の口癖らしく、画像や動画が色々と出てきます。

ニドミテレビの番組名「ギャンブル・スキャンダブル」は英語版だと「Scandal Gamble Gambit」

ココネ
わたし、ギャンブルって、
一度やってみたかったんです。
オドロキ
やめときなよ。
未成年なんだし。

Athena
I've always wanted to give gambling a try!
Apollo
It's not worth it. Besides, you're not even old
enough to gamble in most states yet.


英語版だとApolloの返事が「Athenaの歳じゃほとんどの州でギャンブル禁止だろう?」になっていますね。
アメリカは州ごとに法律が違ったりするので、こんな返事に変更したんでしょう。
ちょっとググったら、ラスベガスだと21歳以上という制限らしい。

スタッフ
なに、きみたち?
パンピー?
オドロキ
(パンピー?
 一般人のことか‥‥)

Staff
What are you guys? Street?
Apollo
("Street"? Does that mean "people off the
street" or something?)


英語版だと「パンピー」が「Street」になっています。
Apolloが言っているとおり「people off the street(街にいるそこらへんの人=一般人)」ってことらしい。





「差し押さえ」は「REPOSSESSED」。
よく見ると紙のサイズや貼り付け位置が、日本版とはちょっと変わっているのがわかります。


おまけ。
このシーンである証拠品をつきつけた時にしか見られない、ヤマシノのカードひらひらモーション。レアです。
ちなみにこのカードのデザインは、日本版と英語版で変化なしです。

 

次 法廷1日目(その1)

 



英語版逆転裁判6解説

第1話 逆転の異邦人 / Episode 1 The Foreign Turnabout

法廷1日目(その1)
法廷1日目(その2)
法廷1日目(その3)

第2話 逆転マジックショー / Episode 2 The Magical Turnabout

探偵1日目(その1)
探偵1日目(その2)
法廷1日目(その1)
法廷1日目(その2)


第3話 逆転の儀式 / Episode 3 The Rite of Turnabout

探偵1日目(その1)
探偵1日目(その2)
法廷1日目
探偵2日目
法廷2日目(その1)
法廷2日目(その2)

第4話 逆転寄席 / Episode 4 Turnabout Storyteller

法廷1日目(その1)
法廷1日目(その2)
法廷1日目(その3)

第5話 逆転への大革命 / Episode 5 Turnabout Revolution

探偵1日目(その1)
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○ダウンロードコンテンツ

時を越える逆転 / Turnabout Time Traveler

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探偵2日目
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法廷2日目(その2)

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