ハードカバーの文庫本、最初の一冊
「不老不死の血」 ジェームズ・ガン
創元社推理文庫 SF
この本は1964年の初版です、奥書に検印ありの古い本です。
内容を少しばかり・・・
主人公は、不老不死いわゆるミュータント。
25ドルの現金と引き替えられた若い男の血液、その血液が死にかけた老人、築き上げた地位も財産も何もかも失おうとしている男に、注ぎ込まれる。
残念ながらミュータントと人類の丁々発止の戦いの物語ではありません。
この後の展開は、吸血鬼物の逆バージョン。
若い男の血により死から逃れた老人の、不老不死の血を求めての執拗な追跡が始まる、その追跡劇は若い男はもちろん、双方の子孫にまで及び引き継がれていくこととなる。
(初めて写真をつけてみました、ハードカバーの文庫本です)
二冊目
「緑の星のオデッセイ」 フィリップ・ホセ・ファーマー
早川書房
この本は昭和45年の初版です。
宇宙船が故障して漂着した見知らぬ惑星、二度と地球には戻れない男が一人。
最初の一歩は奴隷から、チャンスをつかみ頭角を現す男の波瀾万丈の物語・・・
やがて美しい伴侶を得、子供も授かって・・・
そんなところへ地球からの船が・・・3冊の中で一番おもしろい、若い頃何回も読んだ記憶があります。
三冊目
「恋人達」 フィリップ・ホセ・ファーマー
早川書房
昭和55年の初版ですが、この作品が処女作だそうです。
内容の紹介は、なぜか「緑の星のオデッセイ」の後書きにありましたのでそれを引用します。
昆虫から進化した知的生物の住む惑星オザゲンに地球から宇宙船
がやってくる。
乗員の一人ハルは、厳しい聖職者政治が敷かれ、性の自由すらな
い人口過剰の地球から逃れるため、このオザゲン探検に志願したいわ
ば社会の不適格者だ。
その惑星で、彼は人間そっくりの一人の娘を見つけ、初めて愛という
ものを知る、しかし彼女はいったい何者なのか・・・
かってこの世界には、ほ乳類から進化した類人種族が住んでいたが
彼らが昆虫人との戦いに敗れ、滅びてからすでに久しい。
彼女の言葉が崩れた地球語であるところを見ると、遠い昔オザゲン
に不時着した地球植民者と類人種族との子孫なのだろう・・・
だが!!彼女の正体は、実は・・・
と言うお話だそうです、私内容をすっかり忘れております、あしからず。
ハードと言えば、益々ハードになってきた、インフルエンザ、とうとうフェイズ6に格上げされたそうで、ものすごいことになってきているはずですが、あまり危機感がない。
関西方面ではやりだしたときは、町中の薬局を回ってマスクを探したものですが、何処にもなかった、あのとき応対した店員のうれしそうな笑顔はいったい何だったんでしょうか・・・今の心境としては
地元ではやり出した今、マスクを探しても、どうせ何処にもないだろう
あっても、その昔給食当番で使ったようなガーゼのマスクくらい・・・
と、思うと、 いざとなったらキッチンペーパーで作ればいいか、等と開き直っています。
で一句
情報を 集めて空し マスメディア
白鹿庵
この件で間違った報道はなされていないと思います、しかし・・・ここまできて相も変わらずあのメンバーがテレビで伝える情報は、なんか色が付いているようで危機感が正確に伝わらない、メディアとしては失格ではないでしょうか。
マスコミが長年にわたり金儲け一筋で築いてきた信用が?ここにきてその実力を遺憾なく発揮しているようです、今年の秋から冬にかけてが本番とか、それまでに是非信頼の置けるマスコミへと変身しておいてほしいものです。
ところでヤフーオークションでは、マスクが全然売れてないとか・・・??