強靭なACブルゴーニュ・・バルト | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

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ギスレーン・バルト ACブルゴーニュ 2004
購入日    2008年5月
開栓日    2013年3月12日
購入先    うきうきワインの玉手箱
インポーター ミレジム
購入価格   3180円

最近ACブルゴーニュばかり開けていて、何だか貧乏臭い。
そういえば、昨晩あった勉強会のあとも、ゲストの順天堂大学教授と阪大・大阪市大・近畿大教授
というメンバーと、2次会の居酒屋でたこ焼きを食べたが、これは盛り上がった。
先日の広島でもそうだったけれど、やっぱり盛り上がるのは居酒屋ですよ。

さてこのバルトのACブル、先のルーミエに続いてこれまた若開けであった。
にわかには信じがたいかも知れないが、事実である。

バルトは犬を飼っているシングルマザーの、決してスリムではないおばさんらしいが、
造るワインは女性的なのか男性的なのかよく分からない。

1998、2001の1級では、香しい女性的なボトルに出会ったことがあるので、
熟成すればシャンボール・ミュジニーらしくて女性的、と思っているのだが、
若開けすると男性的な印象を持つのではないか。

かなりまとめ買いした2002が総崩れの熱入りボトルだったので、
気分を害して2005以降は購入していない。
これは造り手の問題ではなく、フランス国内、またはわが国内での流通の問題だろう。

熱入り問題が無くても、2003以降は高くなりすぎて購入意欲が失せてしまった。
入荷本数が少ない上に価格が高くて品質は不安定、となると、一気に購入意欲は萎える。

しかしこのワイン、シャンボール・ミュジニーらしくない強靭さが特徴で、若々しい。
エッジが立っていて、2日目にも硬さが持続して、悪く言えば愛想がない。
ACブルのくせに、飲み頃はあと2年くらい先かも。

気がつけば2004は1級ものも3種7本も購入しているではないか。
う~む、いつ開ければいいのだろうか。
まだそのあとには2005も控えているが、このペースでは2004や2005を語れるのは
かなり先になりそうである。