記事の更新が滞っているが、雑誌編集に関して頭と時間を使っているためである。
一部宴会にエネルギーを消費しているためでもあるが、仕事に頭を使うために酒を飲めないのが辛い。
なので、このところ自宅ではあまりワインを開けていない。
さて先週の山形紀行であるが、この名店「水鳥」のことだけは絶対に書いておかなければならない。
山形大教授の悪魔の囁き「旨い酒がありますよ」の「旨い酒」とは、
高木酒造の「一四代」のことであった。
山形駅から1kmと少し、タクシーで5分くらいのところにあるこの店は、
山形大教授の行きつけの店らしく、教授と医局の講師3名、もう一人の東京からのゲストとともに
訪れた。
医療の話そっちのけで、酒の話ばかりの楽しい2時間であったが、
店の大将もずいぶんノリノリで、出るは出るは、いろんな一四代が目白押しであった。
まずはこれらの一升瓶、スタンダード、生酒、濁り酒風の3種から。
続いてプレミアムな雰囲気の漂う4合瓶へ。
洗練度の高い酒で、ワインと同じくすっきりと去っていく後味に幸せを感じる。
この2本だけ渡會本店(鶴岡市)の「出羽の雪」
熟成31年の古酒と 貴醸酒
これらも一四代のファミリーである。
左側は米焼酎で、右側はワインリキュール。
もちろんこれらは食中酒ではなく、デザートワインの範疇の酒である。
このあたりになると、「旨いなあ」ということ以外は覚えていない。
もっとじっくり時間をかけて味わいたいなあ。山形大の先生方が羨ましいなあ、とつくづく思う。
大将がわたしのために、この日飲んだ酒のリストを書いて下さいました。
ありがとうございました。ごちそうさまでした。
しかし、タケダワイナリーの「サン・フスル」の写真を撮り忘れている。
まあ、これは翌日にワイナリー訪問して自宅用に購入したからまあいいか。
冬の山形の厳しさと魅力がよく分かった2日間であった。
山形大のT教授、ありがとうございました。