ポンテ・ヴェッキオにて | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

わたしの職場の懇親会を去る10月11日にポンテ・ヴェッキオで行った。
総勢8人で、わたし以外はすべて女性。
実はこの日の前日、母親が転倒して骨盤骨折し、当日朝に某病院に緊急入院した。
今はかなり回復したが、そんなこんなでこの日のワインのアップが遅れてしまった。

デジカメを持って行かなかったので、携帯で写真を撮ったが失敗。
たいへん遅ればせながら、ワインだけ記録しておく。


ドメーヌ・ミシェル・アルノー グラン・クリュ・ヴェルズネイ・ブリュット・トラディション
開栓日    2007年10月11日
インポーター ヴァンパッシオン

ヴェルズネイ村の特級畑のシャンパーニュで、ピノ・ノワール100%(ブラン・ド・ノワール)だそうだ。
小さな赤系果実が凝縮して繊細な酸を感じる。


ドメーヌ・デュ・クロ・デ・フェ・ グルナッシュ・ブラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2003
開栓日    2007年10月11日
インポーター 不詳

同じ造り手の赤は、一昨年免疫学者の先生のワイン会で飲んだ。
後口に甘さをジワッーと感じる、南仏の濃厚な白ワインである。
イタメシのリゾットなどにはよく合うと思う。
美味しいが今のわたしではグラス1杯以上は飲めないかも。


ドメーヌ・アルノー・ショパン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ V・V 2003
開栓日    2007年10月11日
インポーター 稲葉

ネットで価格を調べたら3000円くらいだった。
軽やかで香り立つピノ・ノワールであった。この価格はとても安いと思う。

飲んでからかなり時間が経つので間の抜けたレポートになってしまっている・・・
かつて(数年前)この店のワインリストを見たときにはずいぶん高いなと思ったが、
これら3本のワインはとてもリーゾナブルな価格で供された。
個人のワインバーや有名ホテルの値付けよりむしろ安いし、ソムリエの植田さんが
料理のタイミングも見計らって、とても良い仕事をされている。

こういう超人気店は、料理やワインだけではなく、店や部屋の雰囲気、食器も含めての
こだわりなど、非常に演出が上手い。
わたし以外の7人の女性も大喜びで、「また来たい~」の大合唱であった。
五感をバランス良く楽しませるに長けている店だと言えるだろう。