優等生だが若い・・アルロー | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る


ドメーヌ・アルロー モレ・サン・ドニ 1er リショット VV 2002
購入日    2004年12月
開栓日    2007年11月12日
購入先    かわばた
インポーター テロワール
購入価格   4500円

2002の村名クラスはもう飲み頃を迎えているのが多いと思われるが、1級ものは
まだ若いのでは、と思って開栓したらその通りだった。
かなり長熟型の造り手のようである。

開栓当日はタンニンも硬く、しっかり芯があるようで広がりが乏しい。
透明感があってしっとりしたワインではある。
しかし、上品ではあるものの、いかにもモレというか何というか、地味なワインである。
翌日は角が取れてほぐれており、1~2年早かったな、と思ってしまった。

デイリーに4500円のワインを開けることに抵抗が無くなってきたが、
明らかにワインに対する金銭感覚が麻痺してきている。
その原因は明らかに、わたしの仕事が順調でお金が儲かっているからだ・・

ということではなく、徐々に高いワインでないと満足できなくなってきている、
ということでもなく、単にブルゴーニュが高くなってきているため、
これまでのワインのレベルを保つための金額が上がっているのである。

と書いて気付いたが、このワインを買ったのはまだ超暴騰の前である。
今ならこのワインは6000円?
買わないなあ、その値段では・・