◆キムチと美容・美肌について⑤

アンニョンハセヨ、日韓コーディネーター®の木村圭井子です

【本場韓国製のキムチ】

韓国女性には肌のキメが細かく美肌の人が多いのは、毎日の食生活でキムチをたくさん食べているからというのも理由の一つかもしれません。

ちなみに、スーパーなどで市販されている浅漬けタイプの日本製キムチでは発酵が不十分なことが多いようで、乳酸菌の効果はさほど期待できないそうです。

美肌効果を期待するなら十分に発酵熟成されている本場韓国製のキムチの方が断然効果的です。

ここで、言う

「本場韓国製のキムチ」

というのは、韓国のを買って下さい、というわけではありません。

伝統的な製造方法で作られた「発酵した」キムチのことです。

日本では、熟成を抑えた非発酵の浅漬けキムチが多く出回っていますが、「本来のキムチ」とは、塩漬けされた主原料に、薬味類を混合、低温で生成を通し発酵した食品なのです。

「熟成型キムチ」は、時間の経過と共に腸の働きを助ける「乳酸菌発酵」が進み、旨味が増しますが、「浅漬け型キムチ」は、時間の経過と共に味が落ちて行き、料理用にも向かなくなってしまいます。

これは、「熟成型キムチ」が時間と共に「発酵」するのに対し、「浅漬け型キムチ」は単に「腐敗」していってしまうのです。

キムチの下準備である、干したり乾かしたり、塩漬けして、また、干して…

その過程をしっかりしているかどうか？

も、「浅漬けVS熟成」の決め手になります。

もちろん、韓国にも、浅漬けタイプのキムチもありますが、これは、サラダ感覚で、一週間以内に食べ切るのが暗黙の了解です。

浅漬けキムチは、わざと「ごま油」をかけたりして、ちょっと違うキムチの味わいを楽しんだりします。

では、どのくらいから、発酵・熟成が始まるのかというと、漬けてから4日くらいから徐々に変化しだし、漬けてから二週間～20日くらいが、新鮮な発酵キムチの味わい時です。

では、それ以上経つと、食べられないのか？

というと、そうではなくて、

酸っぱく、味は変化してきますが、何とも言えない、超熟成キムチに変化していきます。

でも、

日本の発酵キムチに慣れていらっしゃらない方には

「未知の味」

なのかもしれません。ちょっとチャレンジに近い味です。

ちなみに、私は発酵キムチが大好きです。

うまく漬けたキムチだと、一年モノ、5年モノなんていうキムチもあります。

それらを、魚のサンマを使ったチゲに入れたりするのですが…

味わい深い、くるおしいような味わいです（私だけかもしれません）

※日本でちょっと酸っぱくなったキムチ（熟成キムチで）・・・でしたら、加熱して、たとえばキムチ鍋とか（豚汁などに入れても美味しいです）、豚肉や玉ねぎと一緒に炒めて、お豆腐と一緒に食べると美味しいですヨ♪においがおかしい、とか思うものについては食べない方がいいです。

話が、横道にそれていきますが、

日本のスーパーで販売されているキムチは、通常「浅漬けタイプ」なので、発酵・熟成を望む事は難しいようです。塩漬けなどの下準備があまり、されていないから。

美容や、美肌を目指すなら…

乳酸菌がタップリ含まれる事が予想される、「熟成タイプ」のキムチがオススメです^ ^

科学的なお話は、ちょっと省いています(*^^*)

キムチの汁も、捨てないで下さい（^人^）
私は、「うどん」とかにいれちゃいます♪