ユニバーサルランゲージメジャーズに行ってきました⑨ | Genuine Savile Row(本物の背広)のブログ

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スーツの解釈は様々です。

このブログではオーダー(カスタムメイド)スーツの話題を中心に私なりの見解を述べていきたいと思っています。

ユニバーサルランゲージメジャーズでは、既製服と共通の生地をオーダーに使用しています。そのためかなり大量に仕入れができるようで、結果ハイコストパフォーマンスを実現しています。

 

しかし、それでは満足できない同ブランドファンのために世間一般的なオーダー生地のバンチブックも扱っています。

 

幸ちゃんのパパさんからの情報で、カノニコのリベンジも扱いがあると知り、見に行ってみました。

 

カノニコのリベンジと言えば、これまたハイコストパフォーマンスで定評のあるカノニコの最高級生地。良くないはずがありません。(普及しているカノニコはSuper100~120'sに対してリベンジはSuper150's)

 

リベンジは無地を中心としたわずか10種類程度の扱いでしたが、私はこのブルーグレーが刺さりました。

 

値段を聞いてみると・・・

通常生地よりは割高なのは覚悟してましたが、ハンドメイド縫製にすると通常生地のゼニアの一番高いものとほぼ同価格。

 

リベンジの質の高さや希少性は魅力的ですが、ゼニアのトロフェオと同価格、と聞くと考えてしまいます。

 

 

また、イギリスのハリソンズのバンチブックも発見。

ポピュラーなフロンティアに加えてワンランク上のリージェンシーも。

 

フロンティアのバンチには、私が以前T&Cでオーダーしたブルーグレーのチェック柄の生地(右)がありました。

当時、『もう少しグレー寄りで光沢があれば』、と思いながらも納得してオーダーしたのですが、何とその理想にぴったりの生地がリージェンシーのバンチ(左)に!リージェンシーの価格を尋ねてみたところ、フロンティアのわずか1割増し。

 

まあ、そんなこともありますね・・・。