オノの洋服に行ってきました③ | Genuine Savile Row(本物の背広)のブログ

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スーツの解釈は様々です。

このブログではオーダー(カスタムメイド)スーツの話題を中心に私なりの見解を述べていきたいと思っています。

今回は2度目の仮縫いに行ってきました。

前回指摘した部分に加えて、その後気になったことをチェックです。

仮縫いではありますが、完成品だと思って見ることが重要かと。

 

肩から肘、袖にかけてのカーブ。なかなかの美しさです。

袖先のフレア度は、内側3割、外側7割とこだわりの仕様。

 

先日、後ろ姿が良いスーツが本物である、みたいなことを書きました。突き皺がほとんどなく、背中から腰に掛けてスムーズにフィットするあたり、このスーツも本物と言えます。

 

参考までに前回の仮縫い時の写真を再掲載。

この時はまだ、突き皺、ウエストの皺が気になりますね↓

 

 

で、前回思いどおりになっていなかった箇所はどうなったかというと、、、、

 

概ね希望どおりになっていましたが、微調整はお願いしました。

 

蹴回し(ジャケットの裾回り)の出し

・・・希望どおり。ここが決まると良い感じに見えます。

 

肩幅の詰め

・・・希望どおり。肩周りが均一に掴まれている感じがしました。

  5mm詰めましたがサンプルスーツよりは5mm出しの状態。

 

袖のカーブ変更

・・・変化が分からず、もう少し攻めてもらいます(5mm?)

 

膝幅の詰め

・・・こちらも変化が分からず、もう少し攻めてもらいます(5mm?)

  膝の絞り位置を5cm上にずらすともおっしゃっていました。

  美脚補正でしょうか。

 
その他、サンプルスーツでも少し気になっていた着丈を-1cmとしてもらいました。
 
次回は、いよいよ本生地を使った仮縫い。早い仕上がりよりも確実な仕上がりを重視していますので、待つことは全く苦になりません。
大分試行錯誤していただいているようですし。