100%相手が悪い事故の時、じつはタイヘン その1 | 茨城県の中古車販売店ヴィークルストーリー

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「クルマはもうダメだ・・・」

一週間ほど前、お客さまから久々に大きな事故の連絡。

広い中央分離帯がある片側2車線道路での事故、直進のお客さまがUターンして来た相手に右からぶつけられました。

「周りには走っているクルマが何台かいたし、止まるだろうと思ったらそのまま来た」。

いっしょに乗っていたお母さまと、相手車の中年女性は救急車で病院へ・・・
お客さまはとっさにハンドルを強く握ったので、少し体が痛い程度ですみました。

クルマはフロント右側面から当てられて、衝撃で左側車線に飛ばされ、さらに縁石へ。
ダメージはかなり大きいです。


幸い、ドライブレコーダーを着けていたため状況はすぐに把握出来て、相手保険会社も最初から、「こちらが100%悪いです」と認めてくれました。


あー、よかったと思ったのもつかの間、新たな問題が浮上。
それは車両の支払い金額。

修理の査定をしたところ、概算見積りは135万円くらい。
それに対して、相手保険会社が出してきた金額は88万円、50万円近くも差があります。

この88万円とは“全損価格”と言って、今の市場価格を元にした保険会社が支払出来る最高額。

こんなんじゃ話になりませんよね。


幸い相手の保険には【対物差額賠償特約】が着いているので、もし修理をするのであれば+50万円までは出ます。(修理する時しか出ません)

ただ、これくらい大きな修理だと、分解して行けば追加が出てくると思われます。
最高額を越えた時は無条件に自腹。

これじゃ100%相手が悪くても意味がない・・・

次回に続きます。