こんにちはナカジーです。
今年の干支はうさぎ年ということもあり、大きく飛躍するために何かきっかけを探していると、昨年からよく登っている浜名湖周辺の低山の中に”兎荷山(うたりやま)”という名称の山を発見し、願掛けに新年早々登ってきました。
地元では手軽なハイキング・登山で人気がある三岳山(みたけやま)とセットの登山となっていて、その昔だと地図にも載っていないほどのローカルスポットらしいのですが、現在はインターネットで一瞬に検索することが出来ました。
今更ながらすごい時代ですね。。。
自宅から車で浜名湖の北岸道路を1時間ほど走り、浜松市北区引佐(いなさ)町の三岳神社の駐車場(10台ほどスペースあり)に停めそこから徒歩で山頂に向かいます。
標高466mの山頂は駐車場からものの30分で到着しますが、まあまあの急登です。
道中すれ違ったご高齢の方や滑りやすい履き物の人、またはペット連れで登っている人も見かけましたが、ネットを観て初めて来てみたもののここまでキツイと思わなかったらしく、みなさん「ふぅふぅ」言っていました。
それでも山頂に着くとかなりの人がいて、眼下の浜名湖やその向こうの太平洋、それに浜松市街地が一望できる絶景を楽しんでいました。(どうやらここは南北朝時代の城址みたいです。)
その横をほぼ素通りして目的地の兎荷山を目指します。
配備されてあるロープを使わないと下れないほどの厳しい下りを15分ほど進むと唐突に兎荷山頂に到着、本当に全く何もありません。
残念ながら眺望もゼロでしたが、山頂の案内板に向かって「いい年になりますように」と手を合わせました。
これで帰路に着くのもなんか物足りないので、山頂にいる人に話を聞くと「立須(たつす)」という奇岩スポットがあるというので詳しく聞き、向かうことにしました。
まずは三岳山山頂から来た道を駐車場に引き返します。
そこからアスファルト道路を巨大な風車に向かって15分ほど歩くとそこは新東名高速道路からいつもよく見る風車群のひとつでした。
さらに標識に従い山に入り10分ほど進むと急に尖った岩がそこいらに出現し始めると目の前には巨岩が聳え立っています。
これがどうやら「立須」です。(目の前にすると圧倒されますよ。)
足場が悪く、恐る恐る手や足の置き場を考えて慎重に登ると、そこは先程の山頂を上回る絶景の景色が独り占めできる場所でした。(怖くてあまり先っぽまで行けませんでしたが。。。)
ここは本当に良かったです。
地元にはまだ知らない魅力的な場所があるんだなぁ。
根拠はありませんが、いい年になりそうです。