昨日で国会は事実上の閉会となりました。中間貯蔵施設設置をめぐり石原環境大臣が「最後は金目」と発言。衆議院では大臣の不信任決議案が、参議院では問責決議案がそれぞれ出されましたが、与党の反対により否決されました。この発言は説明会に応じて下さった大熊町、双葉町の人々の気持ちを踏みにじるもので、許されるものではありません。
(細野豪志@6/21)
(細野豪志@6/21)
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忘れてはならない。
民主党政権時代、石原幹事長(当時)は、
鉢呂経産相の「死の街」発言に何と言って噛み付いたか。
フクシマを実際に見た人間が、
素直に「街はゴーストタウン」と感じたことに対して、
彼は眉間に皺寄せ、こめかみに青筋立てて
「万死に値する」
「こんな人を任命した首相にも責任」
と、こぶしを振り上げて見せたのだ。
今思えば、あれも単なるポーズだったことが、
この人間のこぼした一言でわかる。
経済団体を代弁する原発容認派の連中は、
政権に返り咲いたとたんに、こうした上から目線の発言をする。
どんなに取り繕おうと、
所詮はこれが本音なのだ。
「・・・ほんとのことを言ってどこが悪い」
彼らはそう思っている。
自民党はこの程度の人間を大臣に据えたのだ。
フクシマにあれほど関わってきた豪志が、なぜもっと怒らない!
先日、ラジオで対談した時、
「石原さんも大変ご苦労されていることは理解できる・・・」
などと言ってたけど、
ここはこぶしを振り上げて
「万死に値する」と叫ぶところだろ。
いわきで一緒に稲刈りをした時の、
あの高校生達の健気な言葉を忘れたのか。
忘れちゃいないだろう?
忘れちゃいけないんだ!
ファイティングポーズをとれ!
まだ終わっちゃいない。
少なくとも、静岡県民のほとんどは、
浜岡原発を再稼動させてはいけないと悟ったはずだ。
最後は金目でしょ・・・だと?
納税者を馬鹿にするな!