民主党サポーター登録について思う | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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細野豪志サポーターズクラブ「豪衆会」は新規会員を募集中です。

先日、私たち豪衆会と他団体との交流会が三島で開催された。
懇親会の席上、細野代議士から直接、
「鈴木さん、頑張ってくださいよ。来年の選挙も、民主党のサポーター集めも」
と声をかけられた。
 
困った。直接励まされれば、頑張らないわけにはいかない。
でも代議士をはじめとした党中央は、
私たち地方議員がこの「サポーター集め」にどれだけ苦労しているのか、実態を知っているのだろうか。
民主党が少しも反転攻勢の兆しを見せないまま、「再び地方から」の旗印のもと地元を歩く。
そこで、支援者から「嘘をついた上に、民主党はお金まで取るの?」と痛烈な嫌味を言われる。
歯を食いしばって「すみません。力不足でした。でも嘘をついたわけではありません」と民主党政権の3年半を詫びて、頭を下げる。
早急に自民党との対立軸を示してくれないと、地方組織は夏の暑さに溶解してしまうだろう。

以前、
「政治家やめます-ある自民党代議士の10年間」という本を読んだ。

政治家やめます。―ある自民党代議士の十年間/毎日新聞社
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これは久野統一郎という自民党の元代議士の赤裸々な告白だ。
年末年始の「もち代」、夏の「こおり代」、地元有力者に現金を渡す生々しい様子も描かれている。
私たち民主党は、そういった利権とはまったく縁が無い。
公共事業でお返しすることも、高校受験、大学受験に対する口利きも出来ない。
そうした面倒もみないのに、民主党はサポーター登録料だけは持っていく・・・そう言われるのは、本当につらい。
地方議員をノルマで締め上げる前に、県連には私たちの苦しみも知ってもらいたい。
一緒に歩いてもらいたいのだ。

私は坂本光司教授のもとで2年間学んだ。
関連会社を「下請け」と呼ぶことをやめるよう教わった。彼らはみんな「社外社員さん」なのだと。
坂本先生の弟子である私が、サポーター登録を「下請け業者」に無理強いするわけにはいかない。
きれいごとに聞こえるだろうが、「社外社員さん」たちに「もしよければお願いします」と振込み用紙を渡した。
結果として、昨年の半分しか集まらなかった。
足りない分はやっぱり足で稼ぐしかない。そんな時一本の電話。
私に集金に行ってくれという細野事務所からの依頼だ。
「何人も勧誘に来てくれるけど、鈴木さんに渡したいから」
そう言ってくれる人もいる。本当に涙が出るほど嬉しかった。

 我が党は、「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立つ。同時に未来への責任を果たすため、既得権や癒着の構造と闘う改革政党である。

民主党は、こうした綱領を掲げる政党です。

政策学修士 一級建築士
富士市議会議員 鈴木幸司