CORSAIRのクローズドイベント に参加して来ました。
アキバはほとんどの通りは知ってる気でいましたが、この通りに入るのは初めて。完全に裏路地の雰囲気です。
とても控え目なCORSAIRの看板。
入口からして、まさにクローズドイベントの雰囲気でした。
憎い演出ですね。
秘密めいた階段を下りて行きます。
入口付近にはサイコム製の簡易水冷を2台使用したマシンが。
続いて店内に入ります。
元々、イベントスペースという事なので、それっぽい雰囲気が至る所に。
開始時間になり、何時もCORSAIRのイベントでお世話になっている
園部さんによる新製品の説明が始まりました。
Carbide SireseのAir 540からスタート。
Air 540は形としてはキューブケースに分類されますが、普通のキューブではありません。
自分の印象に残った特徴としては
●E-ATXまでの対応
●エアフローを優先し、左右で2つに分けたデュアルチャンバー設計
●ビデオカードの3Wayまでの対応
●裏配線のスペースが広いので、配線を綺麗に仕上げられそう
●ストレージは2.5inchをメインに考えられている
(2台はホットスワップ対応)
●前面と天板にラジエターを搭載できる
その他にも随所に工夫を凝らしたケースでした。
縦にATX電源を搭載するので、裏配線のスペースはたっぷりです。
ここは900Dでも敵わない部分だと感じました。
天板にはH110が搭載されてます。
スペースは十分ですね。
ただし、ファンサンドした状態はM/Bとの干渉もありそうです。
900Dだとサンドした状態でも楽々と搭載できるのですが。
ここいらはケースの大きさとのトレードオフと考えるしかありませんね。
それと、奥行きはそれ程ない(キューブなので当たり前ですが)ので、最近のケースとしてはビデオカードの搭載スペースは狭い方かと。
それでも30cm以上のビデオカードも搭載出来るので、困る場面はそう多くはないのでは?と思います。
自分に取っての一番の魅力はActive Cooling Chanber部の、圧倒的なのでは?と予想されるエアフローの効率の良さです。
多少、負圧傾向になりそうな予感もしますが、冷却性能的には素晴らしいケースだと思います。
これで実売価格の予想が17980円程というのは、かなり魅力的ですね。
サイドパネルも、ほぼ全面がアクリルパネルになっていて、魅せるPC造りも楽しそうです。
続いて、330Rの紹介です。
こちらもE-ATXまでの対応で、拡張性と静音性の両立に力を入れた製品とのお話でした。
これまでのCORSAIRのケースの流れを汲みながら、更に進化させたというイメージですね。
隙のない構成と造りで、大きな可能性を秘めたケースだと感じました。
そして、何と!今回の参加者にこの330Rをレビューサンプルとして下さるとの事です。
ついこの間、900Dという自分にはもったいない様な高級ケースを頂いたばかりなんですが…
一度は丁寧にお断りさせて頂きましたが、やはり全員の方にとのリンクス様の意向との事でした。
有り難く頂戴させて頂く事にしました。
続いてはケースに関連して、新しい12cmファンの紹介でした。
PWMになってBIOSからの回転数の設定が可能になりました。
元々、ドレスアップの要素と機能を兼ね備えたシリーズに、更に選択肢が増えました。
出来れば14cmの方にもPerformanceシリーズを出して欲しいのですが、14cmは静音指向のニーズが大きいとの事で、今のところは予定は無いそうです。
個人的にはH110に使う14cmファンで静圧の大きい物が欲しいだけに残念です。(Corsairではこれだと思うファンが無かったので、サイズ製のファンを使用してます)
続いては、お待ちかねのメモリの紹介です。
Vengeance Pro シリーズ
これまでのVengeanceシリーズはヒートスプレッダ頭頂部がラウンドした物でした。
Proになり、そこがフラットになり、高さもかなり低くなってます。
冷却用の升を載せたり、サイドフローの空冷CPUクーラーとの干渉も避けるのが狙いかと思われますね。
後の実演では、Haswell環境で楽に2400MHzを2800MHzにOCしていました。
流石にCORSAIRの厳しい選別をクリアしたメモリだけあるな、と感じました。
と、ここまでダラダラと書きましたが、内容はとても濃くて大変勉強になるイベントでした。
出来れば、平日じゃなくて週末が良かったってのが本音です。
ここで、進行役がduckさんになり、いよいよメモリのOCの時間です。
これが見たかったんだ!とワクワクしながら、準備を見守ります。
かなり長くなってしまいましたので、duckさんによるOCの内容は次回に続きます。