※絵空事は、すべてフィクションです。
登場する人物、名称、建造物や出来事など
すべて大五郎の妄想です。作り話です。
ご了承ください。




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ここは、『子供だけの世界』。



$オチつき大五郎え日記



この世界には、『小さな子供』と『大きな子供』しかいない。



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『人生』とは、生まれてから亡くなるまで子供が成長していく物語。



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小さな子供は、大きな子供に育てられて、

成長し続けて、やがて大きな子供になる。



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そして、この世界では

ある程度大きくなった子供に『おとな』という『称号』を与えている。

大きな子供たちは、一人残らず、その『称号』を手にする。

この『称号』には、『おとなの自由と責任』がついてくる。



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でも、勘違いしてはいけない。

『おとな』の『称号』を与えられなくても、

人は、生まれたときから『自由と責任』がついてくる。

自分の人生を『自由』に『全う(まっとう)する』という『責任』。



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小さな子供たちは、『おとな』という『称号』に憧れて、

大きな子供たちのマネゴトをする。



$オチつき大五郎え日記



そうしてるうちに、いつの間にか成長して・・・

いつの間にか出来ないことが出来るようになって・・・



$オチつき大五郎え日記



大きな子供たちと同じことができるようになって・・・

いつの間にか、大きな子供になっていく。



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大きな子供たち・・・

特に『おとな』の『称号』を手にした子供たちは、

自分たちが、小さかったことをついつい忘れてしまう。

『おとな』という『称号』が与えられただけなのに、

「自分は子供じゃない」と勝手に思い込んでしまう。

「大人だから」「大人なのに」と

その名称にすがったり、縛られたり、枠にはめたり・・・。



$オチつき大五郎え日記



でも、・・・『子供』であることを忘れちゃいけないんだ。

小さかった子供が、ただ大きくなっただけのこと・・・

そのことを忘れちゃいけないんだ。



$オチつき大五郎え日記



あの人も・・・この人も・・・



$オチつき大五郎え日記



小さな子供だったんだ。



$オチつき大五郎え日記



あんな人でも、こんな人でも・・・



$オチつき大五郎え日記



誰もが、みんな、大きくなった子供なんだ。



$オチつき大五郎え日記



どんな人たちも、みんな、



$オチつき大五郎え日記



祝福されて生まれてきたんだ。



$オチつき大五郎え日記



誰もが、少年であり、少女なんだ。



だから、怒っていいんだよ、子供みたいに。



$オチつき大五郎え日記




$オチつき大五郎え日記



だから、泣いていいんだよ、子供みたいに。



だから、泣かせてあげようよ、子供みたいに。



$オチつき大五郎え日記



だから、甘えていいんだよ、子供みたいに。



だから、甘えさせてあげようよ、子供みたいに。



$オチつき大五郎え日記



だから、笑っていいんだよ、子供みたいに。



$オチつき大五郎え日記



だから・・・みんなで笑おうよ、子供みたいに。



$オチつき大五郎え日記



ここは、『子供だけの世界』なんだから。





$オチつき大五郎え日記









おしまい。


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【エンディング曲】



♪ありがとう song by ハヌル(遥)

(余談ですが・・・去年、遥さんに『絵と文』を描かせていただいて、
このPVの冒頭のどこかにチラリと俺の作品が映ってます(笑)
なんだか嬉しいなぁ~(*⌒∇⌒*))



ある日、こんな文章が頭の中に浮かび、ずっと描きたかった絵空事です。
1ヶ月ぐらい前から描き始め、コツコツと下書き保存を繰り返して
ようやく完成いたしました(^▽^;)

見てくれた人の心のナニかに、
そっと優しく触れられたら幸いです。



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