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『嫌われる勇気 』第二弾
あの衝撃を受けた著書に続編が出版されたとあっては
手に取らないわけにはいかないでしょう
そんなわけで、さっそく書店で購入し読んでみました
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アドラー心理学について、私も正直この『嫌われる勇気 』を読んで
初めてその内容を知りました
何ていうんでしょうか、とにかく今までの自分の中にあった常識とか
思い込みとか、そんなのこういう風に決まっているでしょうみたいな
ことごとく打ち砕かれていき、アドラー心理学について深く知りたいと
思うきっかけにもなりました
そもそも『嫌われる勇気 』が出版されて3年も経っている事実にも驚きました
つい先日読み終えた気持ちだったのですが、そっかー、時が経つのは
思うより早いもので、グズグズしている場合ではないんでしょうね
この本の序章を読んでいるときに改めて気づかされました
私は『嫌われる勇気 』を読んで、感銘して、なるほどって思うことが
たくさんあったのですが、3年も経っていて、いつの間にはその衝撃が
過去のものとなってしまっているものもあった
言い換えると、ちゃんと理解していないことが多くあったのです
アドラーについて、本当の幸せを手に入れるとはどういうことか
つくづく考えさせられる内容でした
教育の目標は、自立である
日本は法の下の平等であり、民主主義、資本主義国家であり
私たちはそれを前提にして日々の生活を行っています
すごく当たり前のことで、学校でも教科書に必ず載っていて
義務教育を受けてきてその事実を認識しているのでしょうが
本当の意味で実践できている社会人って、どんなもんなんでしょうか
本当の意味で自立していると言い切れる大人は
案外少ないかもしれない
それは私も含めて組織に依存しているサラリーマンなんかは
本当の意味で教育の目標を達成しているんでしょうか
そんなことをいろいろと考えさせられました
親としても、子どもを育てるなんてエラそうに本当に言えるのか
子どもだって他人ですから、その子どもたちに尊敬の念を持つ
どこか親が子に向かって上から目線でモノを語るケースが多いのではないか
どこか私たちは幸せは与えられるもの、運命的なものと感じているように
思えるのですが、アドラーは運命の人をいっさい認めていないということ
白馬の王子様が私の目の前にやってきて夢の国に連れて行ってくれるような
そんなおとぎ話に付き合っている場合ではなく、私たちはいかなる人をも愛する
ことができるという事実
愛は「落ちる」ものではないんですよね
なんだろうなぁ、子どものときは誰しも我が子は天才だみたいに思っていて
それが日に日に大きくなるにつれて、学校とかいろんなところで
必然的に競争が始まって、学力という指標をもとに優劣がつけられるようになって
それが正しいかは分からないけど、とりあえず今までそれで回していたから
テストでいい点を取った人が優秀な人であるという感じで
個性豊かな子どもたちだったはずなのに、いつの間にか画一化された社会に
溶け込まざるを得なくなっていて、大人になる第一歩として
就職活動をして会社を決めていくみたいな、それはそれで仕組みとして
いいか悪いかは賛否両論あるでしょうが、そのレールに乗る必要もない
自立とは、「わたし」からの脱却である
家族を持つようになると、私は自然とこれはできるものだろうと思っていましたが
昨今のおぞましい事件なんかを見ていると、人の親となっても
この意味が分からないのが人間なんだなと改めて思うとともに
自分自身が愛することをきちんと「決断」しているか再確認をする
きっかけにもなりました
自然と幸せがくるんじゃなく、幸せになるという選択を自分がしたんだと
それには、不完全な人間を受け入れることが大事だし、
「なんでもない日々」が試練となる
人生は日々修行である、そんなことを感じざるを得ませんでした
ほんとうに試されるのは、歩み続けることの勇気
『成功者の告白 』という本に、成功するまでより成功した後のことが
書かれていて、ここに気づかないで転落するケースを知りました
おそらく、アドラー心理学においても、その他のいかなることにおいても
そこにたどりつくまでもそうですが、そこにたどりついた後のことも
言い換えると「継続は力なり」であると
勇気と覚悟をもって決断をする
そして、主語を変えることでしょうかね
人生を再選択せよ
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嫌われる勇気
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