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第三弾は、エストロゲン様作用以外の効能についてです。




1、抗酸化作用


イソフラボンはポリフェノールの一種です。


ポリフェノールといえば抗酸化作用ですよね!


(ポリフェノールときたら「抗酸化作用」と覚えてね)


抗酸化作用といえば、そう!アンチエイジングですよね!!


アンチエイジングといえば、卵、ですよね。


女性ホルモン様作用に隠れて、あまり注目されていませんが、


イソフラボンにはなかなかの抗酸化作用があるようです(^_^)v



2、抗がん作用


イソフラボンにはトポイソメラーゼⅡ阻害作用というのがあって、


これはDNAの構造に関する作用です。


良いほうの作用としては、抗がん作用が期待できます。


実際に抗がん剤として作られている薬の中にもトポイソメラーゼⅡ阻害作用を持つものもあります。


一方、悪い面に注目すると、


胎児がトポイソメラーゼⅡ阻害作用のある物質にさらされると、


遺伝子への影響があるのではないかとも指摘されていますが、


科学的根拠はまだありませんし、


かなり高濃度にならないとこの作用はないようなので、


通常の量ではこの作用については問題ないと思われます。


(摂取量についてはまた書きます)



3、血管拡張作用


イソフラボンの血管拡張作用については


まだ解明されていない部分が多いです。


以前、アルギニン のところでも触れましたが、


一酸化窒素って覚えてますか?


血管を拡張する物質です。


イソフラボンは一酸化窒素を作り出す酵素を活性化する


ということがわかってきました。


また、血管収縮作用をもつ物質を低下させることも確認されています。


こういった作用により、


高血圧や、心臓病、動脈硬化にも良い作用が出ています。




、甲状腺に対する作用


ヨウ素という海藻とかに入っているミネラルが不足すると、


甲状腺の機能に影響することが知られていますが、


この影響をイソフラボンが強めてしまうのではないかと、


考えられています。


通常の和食でヨウ素が欠乏することはほとんどありませんが、


単品ダイエットなどのときは要注意ですね。






このあたりの作用の悪い面については、


通常の摂取量ではほとんど考えにくいですので、


あまり気にしなくて大丈夫だと思います。




次回は摂取量についてです。


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