本の帯にあるように・・
「鬼は人から真実を引き出す」
この言葉は・・
本の内容ではなく・・
まさに読者もまた・・
「真実」を引き出されていくのだなと・・
感じています。
このシリーズのファンであれば・・
百物語の聞き手である
「おちかお譲様」に少しでいいから・・
幸せになって欲しいと願うもの・・
それが・・ようやく・・
その兆しも見え始め・・
早くも続編が楽しみになっています。
ようやく・・・
自分を許せそうな
そんな「おちか」
人は自分自身と向き合い・・
そのすべてをさらけ出して・・
良しも悪しきも・・自身の心の内を知り・・
そして「許す」
自分が許せて初めて・・
他者も許せるのかもしれないなぁと・・。
もういいじゃない「おちかさん」と・・・
そう声をかけたくなりつつ・・
そしてまた・・自分も
様々な心の内と向き合ってみる。
もう・・いい?のかな?
いやまだまだなのか??
そんな思いを見つめてみる。
さて・・今夜からのお供は・・
一度読んだような気もしつつ・・
なんとなくこのまま・・
宮部氏の時代ものの世界にひたっていたくて・・
「心の鬼」と向き合う旅・・・
続けてみます。
こちらもヨロシクお願いします(*^^)v