今日2月17日、明日18日はノスタルジック2デイズがパシフィコ横浜で開催されます。
自動車の最新のスペックに刺激を受けたり、先進性に目をやるというより、ああ、懐かしいなあ。クルマを囲んで郷愁にに浸るそんな二日間。今年も開催です。
このところずっとお世話になっていますが、ちょっとお手伝い。埼玉の林コレクションから、今年はヂャイアントの消防車。搬入のお手伝いをさせていただきました。
前がオートバイのような、しかし後ろ姿は立派な消防車。かつて日本の道路はクルマが走ることなど想定されていなかったところがほとんど。そんな狭いところでも入っていけるように、今ならよく出来た軽トラベースという感じかもしれませんが、こういうのが活躍したのでしょうね。
一見、軽便に見えますが、昔のこうした躯体、結構鋳鉄が使用されていたりして、見た目よりはずっと重たい。そしてその分、見た目からするとずっと頑丈そうですね。
現在は埼玉県さいたま市岩槻区、ですが、さいたま市誕生の前ですので、岩槻市という表記だけでも、十分にノスタルジック！
会場にはオーナーの林さんもいらっしゃるようなので、この車に関するエピソードや、胆力と執念と、地道に世界唯一のコレクションを気付きあげた経緯などもぜひ1人でも多くの方に聞いていただきたいところです。
お金積んで買える車もあります。しかし、林さんのコレクション「お金を積んでも買えないクルマ」がとても多く、しかし、それは時代背景をよく写していたり、先輩たちの苦労が手に取るようにわかったり、一周回って林さんのコレクションでしか見れないクルマたち、今こそあったら楽しいのでは？と思わせるようなクルマも。いわば自動車民俗学と言うのが相応しいコレクションの数々、実はクルマそのものみることにも増して、林さんの奮闘の歴史をお聞きするのがいつも楽しいようなところがあります。
昨日も搬入までだいぶ時間があったので、林さんからいろんなクルマの話を伺いました。実践の人だしアクティブだし、私ももっと行動しなければと反省させられるほど。
などなど、林コレクション、そして林さんのお話も聞けるかも。ぜひパシフィコ横浜「ノスタルジック2デイズ」お出かけになってはいかがでしょうか。
待っていたら真ん前に搬入準備中のカマルグが。