今日はなんとなくパンが食べたくて

ビーフシチューを作ってフランスパンを買ってきたんだ
こんな感じ ↓


実は膵炎になってからはパンは食べられないとばっかり思いこんでいたんだよね

退院当時になんだけど、他のブロガーさんの記事でパンは高脂質だと書いてあって
そんなに高いのか? (?_?) ホントに?

なんて思ってスーパーのパン売り場で食パンの成分表を見たら・・・
なんだ3gなら大丈夫じゃないかぁ~ って良く見たら ヽ((◎д◎ ))ゝ 8枚スライスの1枚だ

あんパンなんて1個で15gもあるものもあるし・・・ (T▽T;) 無理っ

これでずぅ~ っと
パンは食べられないと思いこんでいたんだけど

先日ふっと思い出したんだけど昨年の5月に記事で紹介した
マリーアントワネットの有名な言葉 『パンがなければお菓子を食べればいいじゃない』
ジャガタマガレット 2011-05-20  (別窓で開きます)

フランス革命前に貧困と食料難に陥った民衆に対する発言だそうだけど
原文では “Qu'ils mangent de la brioche” だった

直訳すれば 『彼らはブリオッシュを食べるように』 になる

ブリオッシュって言うのは今でこそフランスでも ”パン” の中でもリッチなパンに入るんだけど
当時のフランスではパンは厳格な規定があって

材料も、小麦粉・水・塩・発酵種(イースト菌など)に限定され
砂糖やバターなどの油脂は一切使われず

わずかでも規定から外れれば ”pain(パン)” とは名乗れず菓子(菓子パン)として扱われる
材料だけでなく、生地の重量・太さ・長さ・クープ(切れ目)の数・形までが規定されているんだ

良く私たちが目にするフランスパンだと
パリジャン(=Parisien パリっ子の意味)生地350g、長さ68cm、クープは5~6
バタール(=bâtard あいのこ)生地350g、長さ40~45cm、クープは3~4
バゲット(=baguette 杖の意味)生地350g、長さ60cm、クープは6~7

生地の重さが同じで太さと長さが違うんだね
むかしは1日4本が一般的な量だったそうです

他にも
ボールを意味する ”ブール(boule)” はまん丸な中型パン、麦の穂の意味の ”エピ(épi)” とか
コッペパンの原型になったクーペ(coupé=クープ)は、切られたの意味で切れ目は1本だけなどなど

ちなみに車のクーペは ”carrosse coupé(切られた馬車)” から来ていて
向かい合った座席の前側を取ったもので元々は2シーターのことなんだよね α(・_・)

いろいろな形に焼かれるんだけど
固い皮と柔らかい芯の比率を変えるものなんだね

現代ではこんなに厳密ではなくなって
当時の菓子だったクロワッサンやブリオッシュもパンに入っているんだ

実は日本には明治時代から焼かれはじめて
比較的正統派なフランスパンが広まっているんだよね

小石川のカトリック教会の司祭が、教会の経営する孤児院の孤児たちの
職業訓練として考え、これを文化的なものにしようと考えた司祭は

孤児の中から代表として ”長尾鉀二” 氏を選びフランス領のインドシナに修行に出させたんだ
これが ”小石川関口教会製パン部” の始まりで、現在の ”関口フランスパン” だ
関口フランスパンHP (別窓で開きます)

な、ものでフランスパンなら脂質も低いはず
って考えて買って来たのが ↓ これ


まぁ、スーパーで買ったフランスパンだけど


ほらほら
バターも油も使っていないでしょう

栄養成分も


1本で5.3gの脂質だ

念のためグリコさんで調べてみたんだけど
ご飯と比較してみた

ご飯は精白米と玄米のお茶碗1膳分として150gと
食パン6枚スライスの2枚に相当する120gの比較だ


パンの中でも低脂質と言われているマフィンやナンの半分以下でしょう
ライ麦パンも低いですけど、これは100%ライ麦のパンですね α(・_・) あんまり売ってないし

精白米のご飯の3倍にはなるけど、今回は1食で約1/3本を食べたので
パンだけで1.8g~2gってとこですかね

これだと
ご飯2膳+お味噌汁+温野菜(ノンオイルドレッシング)100gと
ほとんど変わらない計算になるんだね o(^▽^)o むしろ低いかも

さて、フランスパンのお話しで長引いちゃったので
何度か紹介しているビーフシチューは以前の紹介を参考にしていただいて
ビーフシチュー 2011-11-16 (別窓で開きます)

簡単に進めさせていただきましょうね (;^_^A

使った材料は
牛スネ肉 350g・ジャガイモ 4個・玉ネギ 1個・ニンジン 1本・エリンギ 1/2P・マイタケ 1/2P・
デミグラスソース 1缶・顆粒コンソメ 1スティック・塩 適量

前回は炊飯ジャーを使った作り方を紹介していますが
今回は最初から最後まで炊飯ジャーで作っちゃいますね

オーブン(オーブントースター)やフライパンで焼き目を付けた牛スネ肉を炊飯ジャーに入れ
ひたひたの水を加えます

炊飯スイッチを入れて煮立ったら保温にし6~8時間
保温のままで煮ます

冬場ならしばらく電源を切るか、夏場には冷ましてからしばらく冷蔵庫で冷やすと・・・


牛の脂は比較的高い温度で固まりますから
これを取り除いちゃいます

脂質の低めなスネ肉でも、この作業をすると1~2gは取れますし
特に牛脂は避けたい脂でもありますからね

スネ肉を煮た煮汁を一度取り出し、ジャガイモなど煮崩れやすい野菜以外と
デミグラスソースを入れ、ひたひたになる量まで煮汁を加えます

顆粒コンソメを加えて再び、炊飯スイッチを入れてひと煮立ちさせてから
保温に切り替えます


1~2時間は保温で煮込んでから
玉ネギを入れて再度炊飯で煮たてたら
ジャガイモを加えて保温にします


このまま2~3時間保温で煮込めば出来上がりです

今回使ったキノコなんですけど
エリンギは比較的消化の良い方ですし

マイタケは蛋白質を分解する酵素を含んでいますので使いました

フランスパンが比較的安心して食べられるって言う事は
料理の巾がグッと広がるとも言えますね

これからちょくちょく登場するかも知れませんからね о(ж>▽<)y ☆

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