あと4日もすると冬至ですけど、冬至と言えばカボチャですね
代表は何と言っても ”小豆南瓜” ですけど
小豆南瓜 2010-11-25 (別窓で開きます)

カボチャは夏に収穫して厳しい冬の保存野菜なんですけど
冬至の頃までが保存の限界なんですね

それ以上保存しても味が落ちるし栄養価も落ちてくるので
”冬至カボチャに年取らせるな” なんて言うんですね

今でこそスーパーに行けば季節に関係なく何でも揃いますけど、昔の主婦はと言えば
冬にはコレを食べて、雪に埋もれたらアレを食べて、 春先になったらアノ野菜を掘り起こして・・・

なんていろいろ考えながら栄養補給をして来たんですけど
少しづつ使ってきたカボチャを今年最後に料理するのが冬至なんですね

冬至に小豆をいただくのは中国の故事に由来するそうなんですけど
韓国でも冬至やお祝いの時には小豆粥をいただいたりしますし ”お赤飯” もつながりがあるんですね

中国も韓国も日本も小豆と大豆をよくいただく民族なんですけど
西洋の土地では育ちにくいんですね

和菓子の餡子(あんこ)の小豆や豆腐の大豆は東洋の大地の恵みと言えるんですけど
小豆や大豆の育ちにくい地域では、比較的育ちやすいインゲンが主になるんですね

そう言えば白餡は大福豆(シロインゲン)で作りますけど
このインゲンと豚肉(元はベーコン?)とカボチャで作るのが ”ポークビーンズ” ですね

新大陸で苦労を重ね、知恵を絞って伝わってきたアメリカの家庭料理なんでしょうね

昨日の豚肉でお話ししましたけど、豚肉はヴィタミンが豊富ですし
日本でもカボチャも冬場のヴィタミン補給に欠かせなかったんですね

国は違ってもとぼしい食料をやりくりしてきた、地球の裏側のお母さんたちの知恵のかたまりで
今年は冬至を祝ってみようってわけで作ってみました

こんな感じ ↓


え! 冬至は祝うものなのかって?
今はいろいろな思想の関係で現在の暦法の1月1日が新年の始まりですけど

冬は大地の死のイメージなんでしょうね冬至を境に大地が新たに生まれる、
生まれ変わるための休息の時期とも言えますから

昔は冬至が新年の頃も各地にあったんですよ
大地の恵みで生活する者にとっては祝うべき日だったんですね α(・_・)

ポークビーンズは割と好きで3回ほど紹介しているんですけど
ポークビーンズ 2011-02-05 (別窓で開きます)

ひよこ豆のポークビーンズ 2011-04-06 (別窓で開きます)

ポークビーンズカレー味 2011-06-02 (別窓で開きます)

使った材料は
豚もも肉 100g・カットトマト(240g) 1缶・ミックスビーンズ(茹で) 1缶・玉ネギ 1・チューブおろしニンニク 大豆大・
カボチャ 1/8・顆粒コンソメ 1スティック・ケチャップ 大さじ2・ウスターソース 小さじ2・バター 5g・
しょうゆ小さじ1・サラダ 油小さじ1/4(ティースプーン1/2)

実際のところ豆は何でも良いんだけど今回はミックスビーンズ120gを使った


玉ネギは粗いミジンっていうか細かいザク切りにして
豚肉は実は昨日の残りをカレー用より少し細かく切りました


ニンニクをサラダ油(オリーブ油があればなお良い)で炒めて香りがたってきたら
粗いミジン切りの玉ネギを炒める

玉ネギが透き通り始めたら豚肉を入れて炒める


肉の色が変わってきたら
豆とカボチャを加えて水煮トマト1缶を入れ、コンソメを加える


弱い中火で最初の10分は蓋をして煮ます
あとは煮詰めるので蓋を取りますけど時々混ぜるのを忘れないでくださいね

10分煮て、蓋を取ったらケチャップとウスターソースを加える

半分くらいに煮詰まってきたらバター・しょうゆを加えて出来上がりだ


煮詰め方は好みでスープっぽく仕上げても良いですし、しっかり煮詰めてもOK!
カボチャも煮崩れない方が好みなら、最後の方で入れればOKですよ

冬至っていう事は夜が最も長い1日ですあから、あと4日もすれば春が近づいてくるんですね
寒さの厳しい東北・北関東の被災者の皆さんにも早く春を迎えて欲しいですね o(^▽^)o

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