子どもの気持ちのわかりかた  ーまずは下準備 | 毎日が実験。人の気持ちがわかる人になるブログ

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人の気持ちがわかるようになりたい人に教えています。
趣味はビールを飲むことと、和服を着ることと、自分の子を観察すること。
聴くチカラ検定の開発担当。

怒らない子育て、を特に推奨しているわけではないのですが、

そもそも小言ばっかりでは気持ちを理解するところまでたどり着かないので、

まずは準備の話をします。


特に子育ての中で、助言が不要というとママたちは悩みます。

だって、子どもとの話の中ではちょっとした「うだうだ言ってないでやれよ」ってこととか

「そんなことしちゃいかんでしょ」な断片がいろいろと差し挟まれてるから、

助言なしなんて不可能じゃない? って。


確かに、そうなんです。

切り分けづらい、子どもの話。


でも、要するに「あれやりなさい」「これはやっちゃダメでしょ」というのが

必要な時と、

まずは子どもの話を理解する時と、

それくらいは分けることはできるんです。


子育てでさらに難しいのが、

子どもの問題と自分の問題の切り分け。

子どもがしでかしたこと、あるいはすっぽ抜けたことで、

尻拭いもあるし物理的にママが被害があることもある。

それも、ごちゃごちゃにしないで本当は分けて考えるべき。


アドラー系の子育てメソッドとかはそこからやります。


簡単に言うと、

宿題をやらないのは子どもの問題。

朝起きるのも、歯磨きも夜寝る時間も、4歳以上は親じゃなくて本人の利害の問題。


でも、居間を片付けないのは家族みんなに迷惑をかける問題。

お弁当箱や体操服を決まった時間に出さないのも人に迷惑をかけること。

ですよね。


普段、自分が無意識にいろいろ言いすぎてるっていうママだったら、

自分の言葉を自分でよく聴くようにしてみてね。


切り分けがある程度できたら、まずは話し合いです。

よく怒ってしまうようなパターンがあるなら、

そうならなくて済むような環境を整えることを考えてみましょう。


2016年度コドクレプロジェクト、4/20スタート決定しました。