炸熱~歌キチ、愛をうたう~

演劇特報演劇

UNITED SOUL REUNION Presents

BLUE SATURDAYNIGHT vol.5

無事終了しました。

ご来場いただいた皆様ありがとうございました。


占いも御神籤も信じない。運命は自分で切り開く!


※炸熱 造語 自分の意志、想い、熱を貫き通すこと


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夢追い人讃歌〜「ラ・ラ・ランド」観ました〜

単刀直入にひと言、感動した。

心を掻き毟られた。
心を鷲掴みにされた。
胸の奥から湧き上がって来るものがあった。

レンタルで借りました。
新作のため、3泊4日しか借りられず
本日の返却必須。

中々観る時間が取れず、本日は仕事が遅番ということもあり、いつもより少し早めに起き、仕事前に鑑賞。

夢を追い求める男女の行く末をミュージカルで、表現。

『セッション』のデイミアン・チャゼル監督が長年温めていて、『セッション』のヒットにより、念願叶って制作、公開に至った作品。

この作品を創るために活動を続けていたというだけあり、「夢を追い求めるものへの讃歌」というテーマが痛いほど伝わってくる。

私もかつて夢追い人であった(今も決して夢を全て捨ててしまったわけではないが・・・)
もの凄く共感できる部分が多く、心に響くシーンが多々ありました。

久々に映画を観て、純粋に感動した気がします。

女優を夢見るオーディション落ちまくりの女
自分のお店を出すことを夢見るジャズピアニストの男

2人がひょんなことから出会い、目的は違えど、互いに共感し、夢を追い求めて突き進む

多忙な中、すれ違い、それでも2人は互いを思いやることを忘れない

そんな眩しい2人の生き様を、歌と踊りを交えて、リズミカルに、叙情的に描く

心に刺さります

何と言ってもラストシーンが心に残ります。
2人が選んだ人生は果たして・・・
これで良かったのか・・・
はかなく、切ない余韻を残したまま、物語は幕を閉じます。

冒頭いきなり群舞から始まります。
ここで入り込めるか入り込めないかで、評価が分かれる作品だと思います。

興味のある方は是非!!!

 

◆第89回アカデミー賞にて、監督賞・主演女優賞・撮影賞・美術賞・作曲賞・主題歌賞(City of Stars)の最多6部門受賞。

命ある限りは・・・

星よ(Stars)

さあ 逃げて行け
闇の中 息潜め

生きて行け アイツとは
いつの日か 対決する 対決する

神の道を 行くのは俺

アイツは炎へと落ちて行く
地獄へ悪魔が落ちたように

スター 星たちは 限りなく 暗闇を
照らすのだ 口も利かず

確かな 夜を見張る刑事たちだ

空の上で 道を知るのだ
季節ごとに巡るのだ 同じように

そして落ちる時は 炎の中

つまずけば痛みという代償を誰でも
払うのが この世の決まりだ

星よ主よ 命賭け

ぶち込むぞ 鉄格子

この星に 誓う 俺は

ジャベール警部というキャラクターが好きだ。
あの無骨さ、不器用さ、信念岩をも貫く頑強さに強く惹かれる。

いわゆる悪役だが
とても魅力を感じる。

ミュージカル『レ・ミゼラブル』は3時間近い作品だが、ジャベールのソロはたったの2曲。

『Stars』と『Javert's suicide』のみ。

たったの2曲だが、この2曲を歌いこなすには相当なエネルギーが必要だし、芝居心も必要。

三幕構成のこの作品。

『Stars』は一幕
『Javert's suicide』は三幕

この2曲が続けて歌われることはまずないが、敢えてタブーを犯して歌ってみた。

5分に満たない曲を2曲
10分弱で一人の人間の人生を表現する
しかも歌だけで

あの短い時間で、果たして、どれだけ彼の生き様が伝えられたのかは疑問だが、精一杯臨んだ。

実はジャベールのこの2曲は人生初のLIVEで歌ったことがある。
『Stars』においては実に数十年ぶりの歌唱であった(『ジャベールの自殺』は2006年の番外コンサートvol.2で歌っているため)。

久しぶりに歌ってみて
やはり難しい歌だなと感じた。

何が難しいかというと、歌の内容を歌うことがだ。
メロディラインを歌うのは優しい。

いや、実はこの曲を譜面通り忠実に歌うというのは相当難しい・・・。
なぜなら、英語の詞につけられたメロディを日本語の訳詞で歌っているから。
実際に舞台でこの曲を歌っている人たちの歌は崩されていて、譜面通りではないというのがほとんどだ。

SM先生が昔こんなことを言っていたのを、ふと思い出した。

譜面通りに忠実に歌えるということは、World wideな歌い方、世界に通用する歌い方である。
言葉は違えど音符に忠実に歌うということは音楽そのものの魅力を正確に伝える行為に他ならない。

崩して歌うのであれば、まずは譜面通りに歌えるということが前提。
そうでなければ、その人は譜面通りに歌えないから、自分の好き勝手に歌っているということになる。
それってどうなんだろう?
できる最低限の努力もせずに投げ出しているみたいで、何だか恥ずかしい気がする。

実は『レ・ミゼラブル』の譜面は、オリジナル版と日本語版ではメロディラインや譜割が微妙に違ったりする。
恐らく日本語に合わせて改訂が加えられているためだろう。

私は今回、オリジナルの譜面に準拠し、その譜面に日本語を当てて歌った。
従って日本版のキャストが歌っているものとはチョロっと違うメロディラインでの歌唱になっている。
恐らくその点に気付いた人は皆無。

また日本語の訳詞は、昔のバージョンのため、最新のものとは異なります。
あらかじめご承知おき下さい。

自分の歌唱を改めて聞き返してみたが、まだまだ表現者として足りない部分が多々あるなあと思った。

そして落ちる時は炎の中

の部分は劇的に変化するべきで、もっともっと力強さが必要。
私の表現ではまだまだ優しすぎる。

ミュージカルの歌って、豊かな声で朗々と綺麗に歌い上げる
そんなイメージがあるかと思いますが、実はそうではないと思う。

綺麗に美しくというよりは、もっとリアルに生々しくその役の内面をよりオーバーに表現することなのではないかと思う。
歌というよりは台詞として喋ることの方が大事。

私も含め、一線で活躍していらっしゃる方も、まだまだそういった表現が足りないのではないかと思う。

折角歌うからには、お客様の心にドーンと響く歌を聴かせたいものです。
難しいですけどね。

そんな表現を目指して、これからも歌って行こうと思います。

命ある限りは・・・


Les Misérables International Tour- Stars by Earl Carpenter↓
Stars - Philip Quast - Les Misérables - 10th Anniversary Concert↓ ♪スターズ/星よ/川口竜也 ↓ 『スターズ/星よ』~レ・ミゼラブルより~朝隈濯朗(cover)↓

ミュージカル『レ・ミゼラブル』との出会い

On my own (ひとりぼっち)

この曲に出会わなければ、『レ・ミゼラブル』というミュージカルを知ることもなかったろう。

21の時からずっと歌を教わっているSM先生。
この人に出会わなければ、『On my own』という曲を知ることもなかったろう。

ある日SM先生のレッスンで、この曲を生徒のひとりがみんなの前でソロで歌った。

ひと聴きで、この曲はイイと感じた。虜になった。
男も好きな、女性が歌うミュージカル・ナンバーのBest3に必ず入る曲と断言する。

マリウスという青年に片想いしている、エポニーヌという女の子のナンバー。
役の設定は確か16歳?

私は男だが、この曲を事あるごとにソロした(もちろん、レッスンの中でだけだが)。

そして、本物を聴きたくなり劇場に足を運んだ。

確か『10周年記念公演』でトリプルキャストが組まれていた。

エポニーヌ役は島田歌穂、本田美奈子、入絵加奈子だった。

三者三様、それぞれ素晴らしかったが、個人的には入絵加奈子が好みだった。
歌い込まれて行くと、崩れて行きがちなナンバーだが、彼女の歌は譜面に忠実であったと記憶している。

その数年後、日本のビリー・ジョエル先生の音楽教室でもこの曲を歌う機会があり、縁があるなあと感じていた。

そして現在、この曲と出会ってから21年の歳月が流れていた。

ステージで披露する事になるまでが実に長かった。
いや、発表することさえ考えてもいなかったのだから、長かったというのは少し語弊があるかもしれない。

今回のLIVEのビデオを改めて見直してみた。

『On my own』の出来は悪くないと思った。

特に、雨の舗道は銀色 川も妖しく光るのあたりは、非常に滑らかに情景が浮かぶように歌えており、
今まで歌った中では1番の出来ではなかろうか(自画自賛(笑))
また、この曲のもつ片思いの孤独感はうまく表現出来ていたのではと思う。

原曲のキーはGm、今回歌ったキーは一音上のAm
15年ほど前にAmに移調した譜面を書いた
私は、音楽的教養が乏しいのでニャンまげ先輩に事あるごとにイチイチ確認しながら、書いた。
そのため電話代も嵩んで大変だった。

でも、それがこのステージで歌うための事前準備であったと考えれば、あながち無駄ではなかったのだと思え、何とも感慨深い。

実は、本場中、譜面が落ちるというトラブルが発生していたのだが、SHINくんは何事もなかったように弾き続けていた。

私はそれを気配で気付いていたのだが、あの状況て譜面を拾いに行くのはおかしいと思ったので、素知らぬ顔で歌い続けた。

しかしSHINくんのピアノが止まることはなかった。

後で聞いたところ、耳で曲を覚えていたから何とかなったとのこと。
すごいですね

アドリブで乗り切った。

SHINくんの奇跡のピアノに感謝。
 
また、この『On my own』は今回選んだ中では、『ジャベールの自殺』と一二を争う難曲。キーを上げたことにより黒鍵を多用することになり、さらに難易度はUP。私の手書きの見にくい譜面で、よくあそこまで弾き切ってくれたなあと感激している。

この曲をステージで歌うことはもうないと思うが、機会があれば是非また歌いたい。その時は、より深く歌の内容を歌えるようになっているはず・・・
恐らく・・・きっと・・・

私とミュージカル『レ・ミゼラブル』を繋ぐきっかけとなった曲『On my own』のお話でした。

On my own - Carrie Hope Fletcher

島田歌穂 : Kaho Shimada " On My Own "   ↓

本田美奈子 On My Own オン・マイ・オウン ↓

岩崎宏美とスーザン・ボイルと朋ちゃんと

タイトルに名前のある人たちはいずれも
「夢やぶれて I dreamed a dream
をLIVEとアルバム両方で歌っている。

言わずと知れた、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の劇中歌のひとつ。

おねえやオカマの歌にだけはならないように

最も注意したのはこの点だ(笑)。

今回選んだナンバーの1曲、1曲が重たい(内容が濃い)ため

歌い分け(曲の内容を歌うという意味での)がしっかり出来ていないと
どの曲も同じに聞こえる → 最後まで持たない、飽きられる。

それだけは絶対に避けたかった・・・

故にこの曲は一番抜いて歌った

抜くというのは手を抜くという意味ではない
簡単に言い換えるならば、“楽な気持ちで歌った”ということだ。

女性の曲は、男にとってはキーが低い(なぜなら皆様ご存知のように、元々1オクターブの差があるからだ)。
以前の記事にも書いた通り、元々半音上げて歌う予定だった。
この曲の元々のキーはE♭
市販の譜面はF(E♭の半音上)

E♭で歌うのは男にとってかなり辛い。
声を出したくても出ないもどかしさがある。元々低い部分は尚更だ。

当初、市販されている譜面のキー、「F」で歌う予定であった。
しかし、歌えば歌うほど、この曲はどうしても「E♭」で歌うべきだと思うようになっていった。

ピアノのSHINくんには申し訳ないが、途中でキーを変更したいことを伝え、了承を頂いた。
実際に本番を終えても、この選択は決して間違っていなかったと思っている。

曲調がガラリと変わる 夢は悪夢に の部分は低いので、頑張ろうとしてついつい力んでしまいがちだが
そこを敢えて、抜くようにして歌った。

何でもかんでも頑張って歌うという歌い方から脱却出来た瞬間だったと思う。

歌の表現方法としては、自分自身は決して気持ちよくないが
お客にとっては丁度良かったのではないだろうか・・・・・・。

歌の上手い人なんて、そこら辺にゴロゴロいる。
ステージで歌う以上、プロの歌を聴かせなければ・・・・・・。

ではプロとアマの違いは何か?

やはり表現力だと思う。

ステージ上での表現はオーバーにやらないと伝わるものも伝わらない。
やり過ぎるくらいが丁度良いのだと思う。

人というのは弱い。
放っておけばすぐに自分を守る方向、楽な方向へ無意識に逃げる。

今でこそ言えるが、“無難な歌にだけはしたくない”。
脱 無難
実はそんな確固たる思いがあった。

ステージ・パフォーマーは表現することに常に貪欲でなければいけないし
常に挑戦し続ける姿勢が必要だと思う。

そういう意味で、この曲を人前で披露したことは自分自身への挑戦であり、冒険でもあった。

歌ってよかったと心から思う。

もしまたこの曲を歌う機会があれば、次こそは「F」のキーで歌ってみたいと思う。


スーザン・ボイルのパフォーマンス↓
レ・ミゼラブル/10周年記念コンサート

サンセット大通りとSunset Boulevard

さよならはまだしないわ
As if we never said goodbye(ミュージカルSunset Boulevardより)

ビリー・ワイルダー監督の映画に
『サンセット大通り』という作品がある。

映画ファンの間では言わずと知れた名作。
『Sunset Boulevard』はこの映画を忠実にミュージカル化した作品。
(実際のところ、Sunset Boulevardを日本語に翻訳するとサンセット大通りとなる訳で同じ意味なのだが・・・)

『As if we never said goodbye』は元々どんなシーンで歌われるのかというと・・・

サイレント映画時代のスター女優ノーマ・デズモンド。
彼女は自分はまだ売れていると信じ、カムバックを目論んでいる。
実際の彼女は映画界からはとっくに干されている存在。
所謂妄想の世界の住人というわけだ。
そんな彼女に映画監督セシルBデミルから連絡が入る
撮影のためノーマ所有のクラッシックカーを借りるのが目的だった。
だがノーマは自分への出演オファーだと勘違いする。

そんな彼女が撮影所のスポットライトを浴びながら歌う。

なぜ 怖がるの 慣れたステージを
ライトやバンドのざわめき

ひとりで立つ舞台
焦っちゃダメよ 少し待って

ひそひそ話 舞台の袖で
鳥肌立つような気配

気が狂うほどのステージはマジック
そう さよならはまだしないわ

リハーサル重ね 役を作っても
震えが止まらない どうして
夢の世界のスポットライト 眩しすぎて

メイクが終わり 開幕のベル
もうすぐ序曲がスタート

気が狂うほどのステージはマジック
そう さよならはまだしないわ

私はひとり 舞台は回る
選んだ道に帰って来た

今までより光り輝く

さあ 見てよ 私は飛び立つ
震えているのはもう止めなければ
自信を持って

ひそひそ話 観客席の
鳥肌立つような空気

気が狂うほどのステージはマジック
そう さよならはまだしないわ

そう さよならは決してしないわ


2ndコンサート、番外コンサートvol.2、5thコンサート
と過去3回LIVEで歌っている曲。
4回目の今回、歌ってみて改めて名曲だなと感じ入った次第。

20代後半に日本のビリージョエル先生から教えて頂いた曲
先生に出会わなければこの曲を知ることもなかっただろう。
先生が愛してやまない大歌手バーブラ・ストライサンドも
自身のコンサート、アルバムで歌っている。
決してメジャーではないが、心に響く、心に残るナンバー。

この作品、なんと日本で上演されたのは昨年が初めてとのこと。

当初、劇団四季でも上演が予定されていたが、主演女優が逝去した事もあり
ずっと実現しなかったようだ。

もしまた再演されることがあれば、次回は是非観てみたいと思う。

私自身もまだこの世界からさよならをするつもりはない
全曲オリジナルLIVEを実現するまでは・・・・・・。

2007年5thコンサート「歌キチレインボーズ SHINING EVENING」より


舞台パフォーマンス( performed by Simone Kleinsma during the Dutch musicals in Ahoy 2004 concerts in Ahoy stadium in Rotterdam)

ミュージカル礼讃

さて、先日お伝えした通り
Blue Satrdaynight vol.5
当日のセットリストの紹介です。

M-1 さよならはまだしないわ
As if we never said goodbye

M-2 レ・ミゼラブル序曲
Le miselables overture

M-3 夢やぶれて
I dreamed a dream

M-4 オン・マイ・オウン
On my own

M-5 星よ
Stars

M-6 ジャベールの自殺
Javert’s suicide

M-7 民衆の歌
People’s song(Do you hear the people sing?)

M-8 SONG(オリジナル)

曲についての解説はまた後日。

ミュージカルに乾杯

Blue Satrdaynight vol.5

無事終了しました。

今回の表のテーマはミュージカルの楽曲の良さを知ってもらうこと。
裏のテーマは“如何に下手くそに歌えるか”でした。

妻からは最近の私の傾向として

「頑張り過ぎで、観ている方が疲れる」
「どの曲も同じに聞こえる」
「悪い意味で昔に戻っている」

と厳しく言われていました。

また「うまそうに歌おうとしている」とも。

そんなこともあり

本番は

“うまそうに歌わない”
“如何に下手くそに歌えるか”
“とれだけ楽しんで歌えるか”

この3点を念頭において臨みました。

さらに今回選曲した曲を歌おうと思った理由を
改めて考えてみたところ、新たな発見がありました。

その結果、今までとは違う表現が
本番では出来たのではないかと思います。

しかしながら表現者としてはまだまだヒヨコ
もし次があるとしたら、もっと歌の内容を表現できる歌い手として
ステージに立ちたいなと思います。

今回歌う機会を与えてくれたTAKAさんには本当に感謝しております。
ありがとうございました。

次回は歌った曲についてお話しようと思います。

下手くそに!!!

自分にとって歌とは何なのか?

自分自身に改めて問う

何のために歌うのか?
なぜこの曲を選曲したのか?

一生懸命、丁寧に、でも楽しんで

そして下手くそに!!!


Blue Saturdaynight vol.5

間もなく開幕!!!

民衆の歌

♬戦う者の歌が聴こえるか

鼓動があのドラムと響き合えば

新たに熱い命が始まる

明日が来た時そうさ明日が


『民衆の歌』はこんな出だしで始まる。

この曲を人前で歌うのは生まれて初めて。

ミュージカル『レ・ミゼラブル』の中では
『夢やぶれて』と同じくらい有名な曲ではないだろうか。

革命のために蜂起した学生たちが
それぞれソロパートを歌いわけ
最後に大合唱となる

非常に盛り上がる曲。

この曲を私ひとりで歌う

みんなで歌う曲をひとりで歌うのはかなり無理があります。

飽きられないように、工夫が必要。

ベストを尽くします!

ジャベール警部

ジャベール警部

ひと切れのパンを盗んだ男を執拗に追い続ける男

今の時代にこんな人はまずいない。
もし仮に居たとしたら、変人扱いされ失笑の対象になるのが落ちではないだろうか。

しかし『レ・ミゼラブル』の作られた時代、このような人物は類型ではなく
典型として実在していたのだろう。

この作品の中のジャベール警部は信念を貫く男として描かれいて
非常に魅力的だ。

彼が歌うsoloナンバーはこのミュージカルの中ではたったの2曲。
いずれも一朝一夕では歌えない難曲だ。

今回、この2曲を選択しました。

実はこの2曲については人前で披露するのは初めてではない。

自分が初めてLIVEというものをやった時にもこの2曲を選択していました。

特に『自殺』のナンバーが大好きだ。
ひとり音楽劇『歌キチ ~咲太郎と秋の物語』の中でも物語の中に強引に組み込んで歌ってしまいました。

ただ元々舞台で歌われる曲を照明やら舞台装置の力を借りずに
自分の力だけで表現する訳ですから、かなり頑張らないと伝わらないと思います。

最初にこの2曲を歌ってから、何と12年の歳月が流れました。
あの頃出来なかった表現が今なら出来るかもしれません。

もう一度、自分の原点に立ち返って、ジャベールという1人の生きた人間を演じたいと思います。

Blue Saturdaynight vol.5

12月14日土曜日開幕
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