ジョブズの訃報をしのぶ。親友への手紙 | 運の良い人・まる◎さんの感動日記

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マイ・ロックスター、

ジョブズの訃報を聞いた日。




大親友であり同志である、こにたんと仕事を終えた後に合流し、語り合ったね。



ボクらにしかわからない、ジョブズへの弔いをすると、
ボクは、ちょっぴりセンチメンタルに想ったよ。








ボクと親友のこにたんは、20年以上も同じ夢を共有して走り続けてきた同志だよ。
バリンバリンの IT 最先端の分野にボクらはいたし、
ボクらの未来を、ひとつも疑わずに突き進んできた。



今から15年ほど前。

プログラム系ではないけれど、いわゆるビジュアルとサウンドに関するコンテンツ系では
ボクらは、まちがいなく日本の最先端にいた。


プレイステーションの音楽ソフトをプロデュースした中で、先端をいっていたのは
こにたんだった。

TMFの武道館のライブでのバックステージのビジュアルも全部つくったし、制御したよねぇ。



連日、こにたんの通称「西麻布の虎の穴」には、いろんなテレビ界やら何やらの人が
押し寄せていて、毎夜のごとくビジネスパーティだった。


一方、こんなに仕事をするのかよ??

というくらいに昼夜もなく、スタッフ一同、みんなが本気で命をかけて仕事をしまくっていた。



ボクらには、必ず届くと信じていた

未来 が

そこにあったからだ。

だから、スタッフもみんなついてきていた。



でも、苦しいことはたくさんあって。

水の中で浮上しきれずに、責任のあるボクらはもがいている感じもしていた。
スタッフを、がんばれがんばれ、と叱咤しつつ、
自分は人一倍しんどいけど、がっつり仕事をしまくった。




もう少しで、手が届く。
水面から、顔が出る。

そしたら、空気は、うまいぞ。

今は、キツいけれど、がんばろう。
そういう毎日だった。




思えば、多少の不安はあったのだと思うけど、それを上回る
イケイケの勢いがあった。


その当時に、ボクらの精神的支柱を支えていたのは、MACのかっこ良さであったし、
こいつらは凄いけど、俺らと、どこが違うんだよ??
という、挑戦魂があった。


まじめに、ボクらは世界を相手にして戦っていたからね。





そうそう。
ボクと、こにたんとの親友の話だ。

ボクらは
何度も立場を入れ替わりながら重要なプロジェクトの前線に立った。
ある時は、ボクがディレクターであったり、
ある時は、こにたんがディレクターであった。
ある意味では、仕事の発注者としての立場が何度も入れ替わる、という希有な間柄だ。


その時々で立場が入れ替わるけれど、フィフティフィフティの間柄が、
ボクらの関係だ。



なんで、そんなことが起きるのか?




当然、お互いのプライベートを知りすぎるほど知りすぎている。
隠すものは何もない。






お互いが、仕事に対して何を求めているか。

お互いが、仕事を通じて何をなしたいのか。

お互いが、仕事とプライベートで、何を共有したいのか。





その、ディスカッションを、来る日も来る日もしてきた。

そして、お互いの信用できる情報を交換してきた。






最強だよ。

こにたん。ありがとう。





こにたんと、さんざん話合った。

あまりにもディープに話合うので、眠るのがおしくなる。

そのくらいの関係だ。




高校生とか、大学生の時に、夜通しに議論をしたりすることあるでしょ。


それを、ボクと、こにたんは、今だに真剣にやり続けている。

アホっちゃ、アホや。





でも、それをナチュラルに日常で続けている。






で。

今日の話は、ジョブズへの想いだった。




でも、結論から言うよ。


ボクらは、悲しくなんかない。

正しくリスペクトしているから。



たぶん、ジョブズが、それを聞いたら、はなで笑う。




俺の命と、
未来と
どっちが、
大事なんだ。




なんていうことを言うだろう。たぶんね。



ジョブズは。



俺たちの共通する、超・超・尊敬する最高の人物だ。

一度も会ったこともない。

けれども、最も尊敬する、憧れる、かっこいい、

そういう

最先端の、ボクらのスターが、

スティーブン・ジョブズだ。





おまえら、言っておくけどな、俺たちは、

20年前から、こいつは、スゲーって、思い続けてきたんだ。


今更になっているんじゃないんだよ。




俺たちの青春に関わってきた人物なんだ。

異国の人だし、一度も会ったことがないよ。


でも。でも。

ボクは、ジョブズと一緒に仕事をしてみたかった。。。。





そのくらいの、憧れだ。



たぶん、ボクらの業界のクリエイターは、ほとんど声を揃えて言うと想うよ。




スティーブ・ジョブズは、20~21世紀にかけての最高の


ロック・スター !!

だと。





ジョブズ。

あなたの夢は、ミーム(文化遺伝子)は、ボクらが受け継ぐよ。




だから、あなたの、死を悲しまない。



ありがとう、ジョブズ !!



俺らは、次をやるぜ。


未来を創るぜ。





やろうぜ、俺たちは !!