ノーベル賞をめぐる冒険~そして、来年もハルキスト達は書店に集って、吉報を待つ!? | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は金曜日です。

本日の山口県西部、朝からまとまった量の雨が降っていましたが、午前中のうちに雨は上がり、午後からは青空が広がり、気温もそこそこ高くなっています。

昨夜は雨が降っていたせいか、湿度も高くて寝苦しく、10月なのにエアコンをつけてしまいました。週末から
多少秋らしくなるとの予報なので、過ごしやすくなる事を祈るばかりです。

本日の「金沢守クリニック」の外来総受診者数は37名でした。

今朝は雨も降っていましたし、昨日ラン&スイムの2部練習を行いましたので、完全休養日にしています。
10月のトレーニング記録はラン68.3キロ、バイク160.3キロ、スイム5キロのままで停滞しています。

さて、昨日はノーベル文学賞の受賞者の発表が日本時間の午後8時頃だと聞き、吉報を待っていた人も多かったと思います。

私もその一人でしたが、残念ながら有力視されていた村上春樹氏は受賞を逃しています。誤報がネット上
で流れたようですが、これは洒落にならない大失態でしょう。

ノーベル文学賞、村上春樹さん受賞逃す カナダのアリス・マンローさん


私達のような一村上春樹ファンでさえ、ガッカリするのだから、世に言う「ハルキスト」なる熱烈な村上文学への傾倒者達のガッカリぶりは相当なものがあったと思います。

全国各地の書店員さん達の落胆ぶりも相当なものがあったと思います。何でも村上春樹氏がノーベル文学賞を受賞すれば、その経済効果は100億円というから驚きました。

村上春樹氏ノーベル賞また届かず 経済効果“100億円”パー


昨日の夜、ホットケーキにコカコーラをかけて食べたハルキストも多かったのかなと至らぬ想像をしております。

デビュー作である「風の歌を聴け」に登場する「ホットケーキのコーラがけ」を食しながら、発表の時を待つのが、ハルキスト達の流儀のようです。ちなみに味は決して美味しいとは言えない代物だとの事です。

今年、ノーベル文学賞を受賞したマンローさんは御年82歳です。それに対して村上春樹氏はまだ64歳です。まだ若すぎたのかもしれません。

来年のノーベル賞の時期になれば、又村上春樹氏は文学賞の有力な候補に挙がるでしょう。

村上氏自身はどう感じているのか、私には分かりませんが、「ノーベル賞をめぐる冒険」は彼がノーベル賞
を取るまで延々と繰り返されるだろうと思う今夜の私です。