遊学館のピンク色のユニフォーム | アマチュア野球をめぐる旅。

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高校野球を中心にアマチュア野球(ときどきプロ野球)の観戦記。

開会式の入場行進で遊学館(石川)のユニフォームの配色に目を奪われた。
山本雅弘監督は『しょうが色』と呼んでいるらしいが、パドレスが導入したサンドピンクにも似ている。


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試合前に気合を入れていた遊学館ナイン


テレビ画面や写真で観るより肉眼ではピンク色の色合いが濃く見える印象である。
おそらく全国でも唯一のピンク色のユニフォーム。
また、胸の「遊学館」の文字は刺繍ではなくプリント式に変更したのも全国で初めてと言われている。


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適度な緊張とリラックスしている遊学館ナイン


2003年の選抜出場の際、雨中で行われた近大付戦で小嶋達也(現阪神)のユニフォームが
雨で重さを増して、投げづらそうにしているのを目にして即断したという。
広陵や東海大相模がプリント式に代えて話題になったが、遊学館はいち早く取り入れている。


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なんだか楽しそうな遊学館


試合後に甲子園を後にする時に遊学館ナインはショルダーバッグではなく、リュックを背負っていた。
野球部員のカバンといえば定番は肩からかけるショルダーバッグである。

が、山本雅広監督はショルダーバッグを日常的に身につける事で体のバランスが偏ることを
危惧して、均等に重さを分散させるリュックを導入したという。

これは野球部員に関わらず一般生活にも当てはまる事である。
ショルダーバッグを使用している場合、定期的に左右を反転させたり他のバッグを使用する等
何らのかの対策をとらないと体のバランスは偏ると言われている。

遊学館の二回戦は14日(土)第二試合(対関東一)が予定されている。
ピンクのユニフォームと、リュックに注目してみてはいかがでしょうか。

ちなみに遊学館と関東一は昨年の“ベースボールフェスタくまの”で対戦している。
招待試合の結果ではあるが、11-2で遊学館が圧勝している




リュックをご覧になりたい場合、現地で観戦する方は試合後に甲子園球場を出るとき、
中継で観戦する方は試合を振り返っている際のインサートに注目である。


遊学館オフィシャルHP「先生コラム」
http://www.yugakkan.jp/school/diary/topics00151.html