唐丹児童館 遊具支援・砂場整備プロジェクト
~3日目ログブランコにお絵かき編~
の続きです。
こんにちは。岩手事務所の高久です。
9月26日に行いました、園庭整備・砂場整備も無事に完了し、
後日児童館の子どもたちからお礼のお手紙が届きました。
後日児童館の子どもたちからお礼のお手紙が届きました。
心温まるお手紙に、スタッフ一同感激でした。
唐丹児童館でのプロジェクトもいよいよ3日目です
今までの作業では、運動会のために園庭を整備し、砂場に真っ白い抗菌砂を入れました。
また、外遊びのために4人乗りのシーソーを搬入しました。
また、外遊びのために4人乗りのシーソーを搬入しました。
実は、もう一つ子どもたちにプレゼントを用意していました。
それは、2人乗りのログブランコです。しかも、今回は子どもたちにログブランコにお絵かきをしてもらおうという企画です。
まずは、ログブランコを児童館に搬入しました。
東日本大震災子ども支援センター様より、1日目に縁台のヤスリがけを手伝ってくれた2人のスタッフが駆けつけてくれました。(1日目の内容はこちら)
この日2人にお願いした作業は… またヤスリがけです。 まず、ログブランコの表面のニスを落とし、お絵かきができる様にします。さすが、2回目だけあり、東日本大震災子ども支援センター様のお二人はテンポよくヤスリをかけてくれました。
この日2人にお願いした作業は… またヤスリがけです。 まず、ログブランコの表面のニスを落とし、お絵かきができる様にします。さすが、2回目だけあり、東日本大震災子ども支援センター様のお二人はテンポよくヤスリをかけてくれました。
ヤスリがけが終わると、次はいよいよログブランコにお絵かきです。
子どもたちの洋服が汚れないように、子どもたちの身体に新聞を巻き、エプロンのようにしました。
塗料と筆やハケを並べて準備し、子どもたちに自由にお絵かきをしてもらいました。
最初は遠慮気味に色を塗っていた子どもたちでしたが、徐々にハケを使用し大胆になってきました
先生たちも一緒に参加してくれました。
グッドネーバーズ・ジャパン、上柳スタッフもお絵描きに加わりました。
赤、青、黄色、緑…
思い思いに色を塗り、お花やハート等の絵を描いていました。
子どもたちは、色を混ぜて新しい色を作ったりもしました。
ある子どもが「緑と黄色を混ぜたら何色になる」と先生に聞きました。
「じゃあ、緑と黄色を混ぜてごらん」と先生が言うと、その子は色を混ぜはじめました。
すると、できかがった黄緑色を見て、他の子が「グッドネーバーズ色だ」と言いました。
その後も、子どもたちは「先生、グッドネーバーズ色ちょうだい」と言ったり、「ここもグッドネーバーズ色に塗ろう」など言っていました。我々がいつも着ている黄緑色(グッドネーバーズのコーポレートカラー)のジャケットを見て、黄緑色はグッドネーバーズの色として定着していたようです。 とても微笑ましい光景でした。
いよいよ、みんなで色を塗り、お絵かきをしたログブランコが完成しました。
これが、小さなアーティストたちが作り上げた作品です。
これが、小さなアーティストたちが作り上げた作品です。
作業が終わる頃、保護者の方々がお迎えにやってきました。
一人のお母さんが「ブランコが来たんだ、これでやっと児童館らしくなってきた」と言っていたのが印象的でした。
この日の作業をもって、唐丹児童館 遊具支援・砂場整備プロジェクトすべて完了しました。初めて唐丹児童館へお伺いした際には、外に遊具が一つもなく、保育施設とは思いがたい状況でした。さらに、園舎から外を見ると、津波により破壊された巨大な防潮堤が転がっている光景が目に飛び込んできます。
現在では、園庭にはきれいなお砂場が復活して、シーソーやカラフルなログブランコができました。保護者の方のおっしゃる通り、やっと児童館らしくなってきたように思えます。当団体が唐丹児童館の保育環境改善のためにお手伝いをさせていただけたこと、とてもうれしく思います。
また、今までの活動で築き上げてきた他団体様との良い関係のお陰で、今回の作業をスムースに行うことができました。ご協力いただきました、東日本大震災子ども支援センター様、一般社団法人SAVE IWATE様、そして地元のボランティアの方々に大変感謝いたします。
*この活動は日本ユニセフ協会・NPO法人新座子育てネットワー ク
「東日本大震災父子家庭+父親支援プロジェクト」 の助成対象事業です。
*砂場用抗菌砂の購入は赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動募金」からの助成を受けております。