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2014-12-22 18:13:21

「大人も本気になって」ESDユネスコ世界会議に出席しました

テーマ:事務局より
「私達は本気です。大人も本気になってESDに取り組んでください。」

突然ですがこんにちは!スタッフのやぐちです。
11月12日、名古屋の国際会議場で3日間にわたって開かれていた『ESDユネスコ世界会議』が閉会しました。


イリーナ・ボコバ・ユネスコ事務局長のあいさつ

  
教育大臣やNGOの代表者、大学等で教育に関わる専門家など、世界中から約1100名が一同に集いました。
教育に関わっているNGOの一員として私も参加の機会を得たのですが、これほど大きな世界会議に出席するのはもちろん初めてなので、とても刺激の多い3日間でした。

愛知県主催の歓迎パーティー。すごい人の数です!



ESDとはEducation for Sustainable Development - 持続可能な開発のための教育 
のことで、2004年に日本が世界に提唱した理念なんです。もっと詳しく⇒http://www.esd-aichi-nagoya.jp/esd/about/index.html
 
10年目を迎えるESDが世界中でどんな成果をあげてきたのか、そして今後はどうしていくのかを話すのがこの世界会議の目的です。
詳しく話していくととてつもな~く長い話になってしまうので、ここでは私が印象に残ったことをいくつか紹介します。


グッドネーバーズ・インターナショナルのスタッフと出席

 
 
まず何よりも感じたのは「ユース(若者)の活躍」。
名古屋のユネスコ世界会議が始まる前の11月4日、岡山ではユネスコスクール世界大会というものが開かれていました。これには150名もの高校生が32カ国から集まり、若者の意見を世界会議に届けるべく、ESDの今後について議論を重ねてきました。


各国からの若者が主催したユースカンファレンス
 

 
そして世界会議本番の10日~12日。名古屋に来日する参加者をサポートするために、200名もの学生が各国の代表団に一日中付き添い、英語で会話しながら生き生きと活動していました 彼らはボランティアとしてこの機会に応募し、日本全国から集まったのだそうです。
そして、3日間を締めくくる全体会合では、名古屋の高校生が世界に向けて冒頭のメッセージを発信しました。この日のために準備に準備を重ねてきた高校生たちが発した
 
「私達は本気です。大人も本気になってESDに取り組んでください。」
 
というこの一言は、広い会議場内に響きわたりました。


  

ただ、「ESD(持続可能な開発のための教育)に取り組んでください」と言われてもほとんどの人はピンとこないのが現状かと思います。
しかし彼らの願いは『差別も不安もなく、平和で安全に、楽しく生活できる社会にしたい』ということであって、それが彼らの考える『持続可能な社会』なのです。 
 
ESD は、環境、貧困、人権、平和、開発といった、現代社会の様々な課題に関わっています。つまり私達全員に関係しているのです。国の教育政策という大きなことから、地域や家庭での子どもとの関わり方という身近なことまで、全てを指しています。
 
これまでの10年間、政府や国際機関、NGOや教育者、多くの大人達がESDに取り組んできたのは事実です。
しかしそれと同時に、たくさんのユース達もESDに取り組み、その推進を支えてきたんだ、というのが、私が3日間会議に出席して感じたことのひとつです。
本当に頼もしい限りです
 
ユースにしかできないこと、大人にしかできないこと、片方だけじゃなく一緒になればできること、色々あると思います。
名古屋で開かれた会議には、ブラジルから来た17歳の学生がユースを代表しパネリストとして登壇しました。世界中のユースと対話を重ねてきた彼は、「持続可能な開発」についてこのように述べました。

「僕らもいずれ大人になるので、ユース代表と言われると、少し変な感じですね。地球(自然)は大人が子どもへと受け継いでいくものではありません。子どもたちのために、大人が地球を借りているだけなんです。だから大事な議論をするときは、僕たちのような若い世代も加わるべきだと思います。」

「親も学校の先生も僕たちのガイドなんです。だから押し付けるような教育はだめです。同世代で話していると、従来の主流だった職業はもはや僕たちがやりたいことではないんだと感じています。親は、例えば、弁護士になりなさい、などと言うけど、大切なのはお金ではないんです。子どもが一番いい形で世界に貢献できるように、大人が導いていくべきです。」

 




各国の代表団の前で堂々とスピーチしてくれた彼。会議最終日に声をかけると快く写真を撮らせてくれました♪

私達以上に「持続可能な開発」と真剣に向き合い、行動を起こしているユースが世界中にいます。
大人も負けていられませんね!



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2014-12-03 16:09:23

設立10周年記念!

テーマ:事務局より
こんにちは。広報のいいじまです。

グッドネーバーズ・ジャパンは、支援者の皆様をはじめ多くの関係者の皆様に支えられて2014年12月、設立10周年を迎えます。
これを記念し、11月30日(日)に記念パーティを開催しました。


会場は羽田空港のホール。滑走路が見渡せるすてきな会場でした。会場のご担当者様、スタッフの皆様、ありがとうございました。


福井代表理事の挨拶のあとは、グッドネーバーズ・インターナショナルの会長代理として来日された、グローバルパートナーシップセンター、センター長のキムユンジュ氏(写真)より、お祝いと激励、そして日本の支援者・関係者の皆様に、お礼のメッセージが述べられました。


小泉事務局長から、グッドネーバーズ・ジャパン10年の歩みが紹介されました。

グッドネーバーズ・ジャパンができる前の話になりますが、グッドネーバーズ・インターナショナルは、阪神淡路大震災の際に日本に緊急支援を実施していたそうです。これは私は初耳でした!

スタッフが企画したゲーム、国旗かるたは、グッドネーバーズが活動している35カ国の国名が読み上げられ、参加者が会場に貼ってある国旗から正解を探します。優勝者には、フェアトレードのコーヒーやチョコレートが。

Special thanks! 
MCの延時成実さん、来賓のエチオピア連邦民主共和国大使館一等参事官のオジゲ オッソ オルチョ氏 (中央は事務局長の小泉)

延時成実さんはオフィシャルブログでもグッドネーバーズ・ジャパンを紹介してくださいました


いままでご支援くださっていた皆さまも、今回初めてグッドネーバーズ・ジャパンを知ったという皆様も、お忙しい中ご参加ありがとうございました。

今後も、世界中の子ども達が笑顔で、誰もが人間らしく生きられる社会を目指して活動してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2014-11-14 12:20:06

全国ボランティアフェスティバル岐阜に参加しました。

テーマ:事務局より
みなさん、こんにちは。ファンドレイジング部のたけやりです。

ちょっと前になりますが、9月28日(日)、岐阜県岐阜市で行われた第23回全国ボランティアフェスティバル岐阜に、分科会のパネリストとして参加して参りました。

2011年3月11日に起こった東日本大震災から3年半以上が経とうとする今、近い将来また起こり得るかもしれない大災害への防災準備が日本の各地で行われています。今回のフェスティバルにも、神戸の震災や東日本大震災の支援で被災地支援を行った方たちが登壇し、テーマを「防災」とした分科会が数多く組み込まれていました。

私が参加させていただいた分科会は全国の社会福祉協議会の職員、地域の民生委員や児童委員、NPO法人のスタッフ等、定員の100名を超える方々にご参加いただき、東日本大震災で災害ボランティアセンターの業務に尽力したパネリストの皆さんと共に「今後の災害ボランティアセンターについて」3時間のセッションを行いました。


私からは、グッドネーバーズ・ジャパンが被災直後から約2年間、岩手県の大槌町災害ボランティアセンターの支援を常駐で行なった事例を元に、普段あまり接点のない私たちNGOと社会福祉協議会がどう連携していったのかを、実際に行っていた鮭プロジェクト吉里吉里海岸清掃プロジェクトの事例を踏まえお話しさせていただきました。

東日本大震災は、私自身初めての国内災害対応で多くの学びがあり多くの反省がありました。
特に大きな反省は、日本で生まれ育った日本人にも関わらず、日本の政府のしくみ、地方自治体の位置づけや国との関連性、社会福祉協議会の存在等、わかっていない事が多すぎた事でした。(中学や高校の公民の時間に習ったはずですが…)
また、通常の業務は海外の問題を対象としたものが多く、国内の日頃の問題はテレビのニュースレベルくらいしか知りませんでした。

「自国の社会のしくみや日頃からある問題をよくわかっていない」この事が私自身の今回の震災支援での大きな反省点でした。
また、異業種の方達(特に役場などの公的機関)との繋がりが普段全くないということも今回の震災で改めて気づかされました。

もっと自国のしくみや問題が頭に入っていたら、もっと業種を超えた方々との日頃からの連携があったら、より良い支援ができていたはず。それは私と一緒に登壇をされた方々も同じで、口を揃えて「日頃からの備え」「日頃から業種を超えた多くの方々とのコミュニケーションの重要性」を訴えていました。
官民問わず多くの方たちとのネットワークをつくって日頃から備えておけば、多くの力を幅広く活かす事に繋がり減災・防災に繋がっていたという事を、今回の東日本大震災の支援者の誰もが痛感したことでした。

被災地支援で大槌町に駐在していた時に、ある自衛官の方に教えてもらった言葉があります。

「遂不出世 (遂に世に出ず)。」

遂にという言葉は、「とうとう」と解釈するのではなく、「何もなかった、成し遂げる」という解釈をするそうです。自衛官は万が一に備え様々な想定の中、訓練をし鍛錬に鍛錬を重ねる。しかし、その力が発揮されない世の中が当たり前にならなければいけない。
当時、被災地支援をしていた私にとって心に響く言葉でした。私たちの様な緊急救援を行うNGOも同じだと思います。

しかし、今後近い将来、災害が起こる可能性が高いのが現実。そのために、私たちは準備を進めなければなりません。
今後、国際協力NGOは「海外で活動するもの」という概念を捨て、国内の災害への準備も進めていかなければいけないと改めて思い直した今回のセッション参加でした。

ご参加いただいた皆様、ボランティアフェスティバル関係者の皆様、誠にありがとうございました。

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