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2014-11-14 12:20:06

全国ボランティアフェスティバル岐阜に参加しました。

テーマ:事務局より
みなさん、こんにちは。ファンドレイジング部のたけやりです。

ちょっと前になりますが、9月28日(日)、岐阜県岐阜市で行われた第23回全国ボランティアフェスティバル岐阜に、分科会のパネリストとして参加して参りました。

2011年3月11日に起こった東日本大震災から3年半以上が経とうとする今、近い将来また起こり得るかもしれない大災害への防災準備が日本の各地で行われています。今回のフェスティバルにも、神戸の震災や東日本大震災の支援で被災地支援を行った方たちが登壇し、テーマを「防災」とした分科会が数多く組み込まれていました。

私が参加させていただいた分科会は全国の社会福祉協議会の職員、地域の民生委員や児童委員、NPO法人のスタッフ等、定員の100名を超える方々にご参加いただき、東日本大震災で災害ボランティアセンターの業務に尽力したパネリストの皆さんと共に「今後の災害ボランティアセンターについて」3時間のセッションを行いました。


私からは、グッドネーバーズ・ジャパンが被災直後から約2年間、岩手県の大槌町災害ボランティアセンターの支援を常駐で行なった事例を元に、普段あまり接点のない私たちNGOと社会福祉協議会がどう連携していったのかを、実際に行っていた鮭プロジェクト吉里吉里海岸清掃プロジェクトの事例を踏まえお話しさせていただきました。

東日本大震災は、私自身初めての国内災害対応で多くの学びがあり多くの反省がありました。
特に大きな反省は、日本で生まれ育った日本人にも関わらず、日本の政府のしくみ、地方自治体の位置づけや国との関連性、社会福祉協議会の存在等、わかっていない事が多すぎた事でした。(中学や高校の公民の時間に習ったはずですが…)
また、通常の業務は海外の問題を対象としたものが多く、国内の日頃の問題はテレビのニュースレベルくらいしか知りませんでした。

「自国の社会のしくみや日頃からある問題をよくわかっていない」この事が私自身の今回の震災支援での大きな反省点でした。
また、異業種の方達(特に役場などの公的機関)との繋がりが普段全くないということも今回の震災で改めて気づかされました。

もっと自国のしくみや問題が頭に入っていたら、もっと業種を超えた方々との日頃からの連携があったら、より良い支援ができていたはず。それは私と一緒に登壇をされた方々も同じで、口を揃えて「日頃からの備え」「日頃から業種を超えた多くの方々とのコミュニケーションの重要性」を訴えていました。
官民問わず多くの方たちとのネットワークをつくって日頃から備えておけば、多くの力を幅広く活かす事に繋がり減災・防災に繋がっていたという事を、今回の東日本大震災の支援者の誰もが痛感したことでした。

被災地支援で大槌町に駐在していた時に、ある自衛官の方に教えてもらった言葉があります。

「遂不出世 (遂に世に出ず)。」

遂にという言葉は、「とうとう」と解釈するのではなく、「何もなかった、成し遂げる」という解釈をするそうです。自衛官は万が一に備え様々な想定の中、訓練をし鍛錬に鍛錬を重ねる。しかし、その力が発揮されない世の中が当たり前にならなければいけない。
当時、被災地支援をしていた私にとって心に響く言葉でした。私たちの様な緊急救援を行うNGOも同じだと思います。

しかし、今後近い将来、災害が起こる可能性が高いのが現実。そのために、私たちは準備を進めなければなりません。
今後、国際協力NGOは「海外で活動するもの」という概念を捨て、国内の災害への準備も進めていかなければいけないと改めて思い直した今回のセッション参加でした。

ご参加いただいた皆様、ボランティアフェスティバル関係者の皆様、誠にありがとうございました。

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2014-10-23 14:56:55

井戸 for チャド~I do for Chad~ 10Lチャレンジ ウォーク&10周年パーティ

テーマ:事務局より
こんにちは

広報部のいいじまです。

グッドネーバーズ・ジャパンは、今年12月で創立10周年を迎えます。これまで支えてくださった多くのサポーター、ボランティア、活動地域でお世話になった皆様にあらためてお礼申し上げます。

さて、10周年を記念しまして、来たる11月30日(日)に創立記念パーティを開催するとともに、浜松町から東京タワーまで10リットルの水を運びながら歩くイベント「井戸 for チャド~I do for Chad~ 10Lチャレンジ ウォーク」を実施します。

このイベントは、アフリカのチャド共和国に井戸を設置するためのファンドレイジング(資金調達)イベントです。たとえば10Lチャレンジウォークに100人、記念パーティーに100人集まるとチャドに井戸を一基設置することができます。

世界では8秒に1人、きれいな水を得られず子どもが命を落としています。
また、1億6800万人の子ども達が学校に通えず、労働をしています。

毎日井戸や水場まで水汲みに歩く途上国の人々の生活の一部を体験することで、安全な水にアクセスできることの必要性、大切さについて考えてみませんか?
 
第1部 10Lチャレンジ ウォーク」
2~3人で一組となり、10Lの水を運びながら約2kmを歩きます。
  - 日時 2014年11月30日(日) 15:00~16:00
  - 場所 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング前
        JR浜松町駅 北口・都営浅草線大門駅 B1出口より徒歩3分
  - 持ち物 軍手(汚れても良い手袋) 
        ※10Lの水、容器はグッドネーバーズ・ジャパンが用意します。
  - ルート 汐留ビルディング前~東京タワー(全長約2km)
  - 参加費 1,500円(第1部のみ)

第2部 創立10周年記念パーティー
 10L チャレンジ ウォークの後は、羽田空港へ移動し簡単な立食形式のパーティを催します。
 パーティでは、グッドネーバーズ・ジャパン10年の歩みをご紹介したり、途上国の問題、児童労働について学べるゲームを行います。
サポーターの皆様はもちろん、どなたでもご参加いただけます。
 
- 日時 2014年11月30日(日) 17:00~19:00
- 場所 東京都大田区羽田空港3-3-2 第一ターミナルビル6階 羽田空港 ギャラクシーホール 
- 参加費 第2部のみ:7,500円
 1部・2部通しチケット:8,500円
 (各種割引あり。ホームページをご確認ください)

お申し込み・詳細はホームページをご確認ください。

当日ご出席が難しくても、イベントを応援したい、とお考えの方はカンパをしていただけますと幸いです。

スタッフ一同、ブログ読者の方やサポーターの方にお会いできるのを楽しみにしておりますので、ホントにホントにお気軽にご参加くださいお待ちしております

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2014-07-24 14:46:03

インドネシアで感じた格差の広がり

テーマ:インドネシア
みなさん、こんにちは。ファンドレイジング部のたけやりです。 お久しぶりです。 先月、インドネシア国西アチェ州ムラボ地区へ「公衆水場(MCK)設置による衛生改善事業」のモニタリングに行ってきました飛行機

同事業は2014年6月、あるサポーター様からのご寄付によりグッドネーバーズ・ジャパンがグッドネーバーズ・インドネシアと協力して行いました。詳細はこちら;より。

滞在中は公衆水場の視察だけではなく、
走る子ども達とかけっこをして遊んだり


学校グッドネーバーズが支援する学校を訪問したり



家インドネシアの一般家庭の暮らしを見せてもらったり



書くグッドネーバーズ・インドネシアのムラボ事務所のスタッフと一緒に日本語を勉強したり



と大変有意義な、視察以外でも盛り沢山な渡航となりました。

 さて、今日は支援という観点から少し離れて今の「インドネシア」についてお伝えしたいと思います
 みなさん、インドネシアというと何を思い浮かべますか
ナシゴレンとかバリ島とかジャカルタとか人それぞれかと思います。インドネシアは現在、経済の高度成長期真っ只中でめまぐるしい成長を遂げている国の一つです。
5年前、私は前職でインドネシアの西ジャワの田舎に駐在をしていました。その駐在時も同国の経済の成長は目まぐるしいと言われていましたが、今はそれに輪をかけて成長が加速しているように感じます。
ただ、その陰で貧困層と富裕層の格差はかなり広がっています。ファッション、交通、食べ物・・・そして物価・・・あらゆるものに格段の差があり、ただ、その「差」は近づいていこうとしているのではなく、近年どんどん離れていくように私は今回の視察で特に感じました。

世界銀行によると、昨年は貧困層の消費が停滞しており、格差拡大は東南アジア最大の経済国であるインドネシアの成長を抑制するのではないかと言われているそうです。表向きは目まぐるしい経済成長の一途をたどっているように見えても、裏では格差が拡大しているのですジャカルタのホテルではお湯が出るシャワーを使えて、トイレも水洗で清潔。でも、そこから数時間車で着ける村では、家にトイレはなく不衛生な川で排泄をし水浴びをしています


発 展途上国ではこういった現状は良く見られることだとは思いますが、やはりインドネシアは明らかに5年前と比べても差が広がっていると思います。
たとえば、 5年前の
2009年のジャカルタの最低賃金は約1,000,000ルピア(約10,000円)
2014年のジャカルタの最低賃金は約2,500,000ルピア(約25,000円)です。

しかし、国内村落部 の平均現金収入は
約500,000ルピア(約5,000円)とほぼ変動はないといいます。


私が今回インドネシアに訪れた時期はちょうど新しいインドネシアの大統領選挙の真っ只中でした。ジャカルタの街中には候補者の写真が載った旗が所狭しと立ち並び、候補者のステッカーをそれぞれに貼った車で道路は溢れかえりジャカルタのいつもの渋滞を一層ひどくしていました。2004年から2期10年間大統領を務めた前大統領の後任の選出を控え、インドネシアはまた新しく生まれ変わろうとしている様に見えました。

そして、7月22日に新しい大統領が選任されました。ニュースなどによると新大統領は幼いときに貧しい家庭に育ったとか。インドネシアの新しいリーダーには貧困層の経済の底上げが特に期待されているそうです。

 支援が必要ないと言われる日は近いのだろうか、それとも、経済成長の波に取り残されていく人が年々増えて支援のニーズは逆に増えるのだろうか・・・
そんなことを考えながら日本に無事帰国してきました。

今後も現地のニーズや情勢をしっかり見つめ、支援を行っていきます。



帰り際の私を見送ってくれる子ども達

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