こんにちは
愛知県大府市のメガネ屋・GLASS JOY 02(グラスジョイオオブ)の中村です。
このブログでは、あなたのお役に立てる目やメガネの情報をお送りしています。
時々関係ないこともお話しますが、よろしければお付き合い下さいm(__)m
※当店の「理念」について書いています。はじめましての方はよろしければご覧ください
色んなスポーツが目白押しの中、やや影が薄い競馬
昨晩は日本のラニという馬がアメリカの最高格レース・ベルモントステークスに出て5着となったようです。
2週間前にはケンタッキーダービーというレースを9着。
着順も着差も縮まり、今後にさらなる期待をしてしまいます
さて、当店のお客様にはメガネとコンタクトレンズ(以下CL)を併用する方も多くみえます。
CLの利用も近年は使い捨てレンズの方が多いでしょうか。
そのような中、ちょっと気になることが…。
メガネにしてもCLにしても左右全く同じ度数という方は意外と多くなく、大半が左右異なる度数です。
メガネの場合、最初に度数を設定すると、レンズを交換するまでずっと同じ度数のままです。
しかし使い捨てCLになると、1日ごとに新しいレンズへ交換することになります。
これが同じ度数だと左右入れ間違えても問題ないのですが…。
左右異なる度数の方で、左右を入れ間違えて何かおかしな感覚になったことはありませんか
そのようなことを避けるため、わざと左右同じ度数にする方もみえるようです。
でもこのような対処、実際のところどうなのでしょう
目の専門的な立場の人間からすると…。
当然ながら、左右の目に合った度数で使いましょう、と言わせていただきます。
「メガネが専門だからCLのことなんて分からないでしょ?」と思われるかもしれません。
実は僕の母校・キクチ眼鏡専門学校では「CL実習」という科目があり、CLのことも学ぶのです
また目に直接乗せるか否かという違いこそあれ、視力矯正という意味では同じような性質のもの。
だからあながち間違ったことは言わないと思います。
話を元に戻しまして。
恐らく左右同じ度数にされた方は「別に普通に見えているから問題ないんじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかしそれはあくまで視力が良いというだけ。
他の機能にしわ寄せが来るので、お勧めできないのです。
しわ寄せとはどんなものか
これは先日の「片目はDで片目はAだがぼやけない」 というお話に通じるのですが。
左右異なる度数のところ、同じ度数を入れる。
これは当然ながら一方の目は度数が合っていないということ。
その際、視力を下げることがないよう、強い度数の方で左右合わせると思います。
ピント合わせの力がしっかりある人なら、片目ずつ見た際のモノの認識はできるでしょう。
しかし両目で見た場合。
両目でしっかり見れていないためです。
両目で見れていないデメリットについては、18日の記事でもお伝えしました。
距離感や立体感といった高度な見る力が落ちてしまいます。
これらの力はもちろん子供だけに求められるものではありません。
例えば街中を歩いている時の他人との距離感、あるいは車を車庫入れする時の遠近感。
何気ない大人の生活でも、常に「見る力」は求められるのです。
それが欠けたまま生活するというのは、ストレスと不利を受けやすくなります。
だからしっかり両目で見ることができるよう、度数を合わせてほしいのです。
今の社会はとかく目に負担の掛かりやすい環境。
それぞれの目に合った度数をお使いいただき、目に極力ストレスを掛けないようお過ごし下さい
それでは今日はこのあたりで。
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
GLASS JOY 02
中村響
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