1年放置したら上質の梅漬けに・・・ | やりくりキッチン

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時間のやりくりと、食材のやりくりと・・・がんばってご飯を作っている記録です。

梅仕事の季節となりました。

毎年、梅酒、梅シロップ、梅蜂蜜漬け、梅ジャムと・・・いろいろと精を出してます。


ところで、梅シロップ。

ご存じのとおり、青梅に砂糖をまぶして、涼しいところで1週間から10日、まめにかき混ぜ続けると砂糖が溶けて、梅のエキスも抽出されるので、それを鍋に入れて、火にかけ、アクをとってシロップにするものです。

梅はしわしわになります。


なんと、私ったら、梅を入れたまま、すっかり忘れて、1年放置してしまいました!!
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おそるおそる取り出してみると、全く、シロップに異常がありません。それどころか、すっきり澄み切って、梅のよい香り

そして、なぜか、梅がふっくら・・・・一応、1年たってるので、煮返しました


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こんな感じです

さて・・・・・なぜシロップがこんなに減ってるのかしら?

そして、梅の実です


たしか、花見糖か三温糖に、黒砂糖を加えた気がします。

だからシロップも濃い色です

なんだか、上等の梅ジャムという感じですが、どこかで食べた味・・・・う~ん

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たしか、台湾でお茶請けにでてきた梅のシロップ漬けがこんな感じでした。


なぜ、1年放置しても発酵したりカビが生えなかったかは、説明がつく。


消毒が完璧だったから? 煮沸消毒の後、焼酎ですいただけですが・・・・


でも、このふっくら梅が納得いかない。シロップが少ないところを見ると、いったん、エキスを絞り取られ、しわしわになった梅が、1年かけて、シロップを吸い込んだとか?

え~っと・・・・謎です

謎だけど、とっても美味しい。今年はなんだかついてる気がします。