テノールのはずが・・・・牛スジと島豆腐の煮込み | やりくりキッチン

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時間のやりくりと、食材のやりくりと・・・がんばってご飯を作っている記録です。

 夫が年末にベートーベンの第九を歌います。1回だけのコンサートのために混声合唱団の募集があり、めでたく入れていただくことができました。もちろん、セミプロやアマチュアさんばかり。

 初回の練習で、パート分けしたら、なんと「バス」。夫は中学から始めて、混声合唱やグリークラブと20年近くずっと「テノール」、そのキャリアがあえなく崩れました。


 テノールとバスでは姿勢というか、身体の使い方が違う。家にいるときは、しょっちゅう、発声練習してるんですが・・・・なんだか大型のクマが笑っているような・・・・私と子供はつい笑ってしまいます。


 実は、私もずっと前にゴスペルを歌ってました。出産、育児にかまけて中断してましたが、また再開しようかなと思います。あ~でも、シャンソンやジャズも歌ってみたい、ボサノバも・・・・と夫に大いに刺激されてます


 今日は旅行先でおいしかったお料理です。再現したくても料理の腕が足りないので、同じ味は無理。なんとなく思い出に近い味を工夫するプロセスで、自分でも思いかけないアレンジをしてしまうことがあります。


 この煮込みのオリジナルはどこだったかな・・・確か、バリ?シンガポール?いやベトナム?

 とにかく、オリジナルはとってもスパイシー、牛スジ以外にもいろんな「部位」が入っていたような記憶があります。スパイスは退け、味の基本は美味しい岩塩にしたら、なんとも和風になってしまった・・・・
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①牛スジ500gを水から煮て、いったん取り出し、小さく切る

②①に、ほぼ同量の玉ねぎの細切り、しょうが1かけ分の薄切り、ひたひたの水、酒大匙2を加え、圧力なべで10分煮る。圧力なべを使わないときは、柔らかくなるまでコトコト煮る

③いったん冷やし、表面の脂などを取り除き、再度、火にかけ、仕上げに岩塩(お好みで)少々、みりん、しょうゆ少々を加え、島豆腐を一口に切って入れ、さらに煮込む


なんとも和風でしょう?

でもオリジナルは南の国です。言わないと、誰も気づかないほど、オリジナルから遠い・・・・牛スジと玉ねぎっていうのが、ありそうでないかな
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夫も子供も、これをごはんにかけるという行儀ワルをします。

そして、ますます、和風のお料理になっていくのです