若鮎の 跳ねて湖北の 動き初む
―稲畑廣太郎
“彼岸明け”の夜
由美ママは、
久しぶりに
香ばしく揚げられた
銀座【大坪】の“天富良”を
食べたくなり
春雨の中を銀座一丁目まで
足を伸ばしました
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*天の富 衣で食す馳走なり・・銀座1丁目“天富良”【大坪】五島列島からの旬魚と蓼科野菜の春の味覚！
（2011年1月29日号他）
【大坪】香ばしく揚げられた海老
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【天ぷら大坪】暖簾
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玄関花
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テーブル花
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壁に掛けられた団扇は
由美ママも
親しくさせていただいてる
細川護熙元総理が書かれた
“美味良縁”
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*晴耕雨読から悟りきったその心境を描く・・・細川護煕元首相の新刊【跡無き工夫 削ぎ落とした生き方】
（2009年12月9日号他）
*メゾンエルメス『市井の山居』細川護熙展！オープニングレセプションへ杉本 彩さん＆由美ママ銀座の宵
（2010年4月22日号他）
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この
“天富良”【大坪】の
御主人大坪 弘氏は、
かつて
帝国ホテル
内
「天一」にて
腕を揮われていた方で、
16年前に独立。
その後、
銀座1丁目
並木通りの“入口”に
暖簾を構えました
ちなみに
銀座には
「天一」系出身の天ぷら店は
【銀座天亭】
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*天一本店出身の御主人越田吉徳氏が腕を揮う天ぷらの老舗！【銀座天亭】名物“朝鮮人参の天ぷら”と松茸
もあります
さて、
この夜の
【大坪】の“美味”は・・・
種類豊富な春野菜
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お通し
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お薦めワイン
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アスパラガス
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先ず、海老から
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キスと椎茸の海老包み揚げ
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“湖鮎（こあゆ）”と呼ばれる琵琶湖の鮎
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この
琵琶湖で育った鮎“湖鮎”は
成長すると、
琵琶湖に流れ込む
河川に遡上するとされ、
一般的な鮎は海で育って、
生まれた川に遡上しますが、
“湖鮎”にとって
琵琶湖は海代わりなので、
琵琶湖から河川に登り
産卵します。
姉川・安曇川などの
琵琶湖に流れ込む河川には
“やな”が仕掛けられ、
琵琶湖から遡上する
鮎を獲る“鮎漁”があり、
“やなの鮎”と呼ばれますが、
この鮎は、
小ぶりですが、骨が柔らかで、
ワタの香りと苦みが魅力の
“若鮎”です
ちなみに
由美ママ贔屓の【由松】
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*空さわぐ今葉桜の盛りなり・・創業60年京風天ぷらの老舗！銀座【由松】琵琶湖の稚鮎と春菜三昧の夕餉
（2011年4月17日号他）
でもいただけます
鮎とアスパラガス
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お通し三品目
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五島列島の鯛
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空豆の天ぷら
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的矢牡蠣
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牡蠣と江戸三つ葉
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佐島のスミイカ
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ブロッコリー
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お通し四品目は蕗
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銀杏揚げ
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メゴチ
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天ぷら盛り合わせ
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北海道産帆立貝
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帆立貝ひも
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今回の
【天富良 大坪】では、
皮も柔らかで、
身もほっくり、実に美味な
“湖鮎（こあゆ）”を賞味し、
ご主人の出身地
“五島列島”からの旬魚旬菜を
味わったひとときでした
どうか
【大坪】は
日曜日も営業（但し水曜定休）
しているうえ、
コストパフォーマンスも良く、
まさに“天の富”を食す・・・
そんな
貴重な存在のお店ですから、
機会ありましたら
銀座一丁目へとお出かけ下さい
【天富良 大坪】
東京都中央区銀座1-5-1
第三太陽ビル2F
03-5250-0137
ランチ（要予約）12:00 ～14:00
夜（要予約） 17:00 ～21:30
水曜日定休
\12000～
長崎県立五島高等学校「東京石城会」
http://www.sekijyokai.com/goto_connection/2009/04/post-3.html