夜る竊（ひそか）に 虫は月下の 栗を穿つ
―芭蕉
昨夜18日で終えた
【由美誕生日パーティ
＆秋祭り】は、
お陰さまで、数多くの胡蝶蘭に囲まれた中で
優雅で賑やかな一週間を過ごせました・・・
最終日のゲストは神野美伽さん
http://ameblo.jp/mika-shinno
その美伽さんの妹・佳味嬢よりは
“由美ママ”がモデルになった漫画「銀座由美ママの心意気」の“由美ママ”ケーキ
が届きました
↓↓↓
由美ママ＆美伽さん“御用達”の【銀座かなめ屋】さん http://ameblo.jp/ginza-kanameya/
http://www.ginza.jp/kanameya/
よりも深紅の盛り花をいただきました
さて、そんな華やかな宴ののち
明日は
旧暦の9月13日で「十三夜」ですが
ご存知ですか？
この「十三夜の月見」は、
旧暦八月十五日の
「中秋の名月」の“お月見”に対して
「後の月見」と呼ばれています。
「中秋の名月」は、
元は中国の行事が
日本に伝来したものですが、
この「十三夜の月見」は
日本独特の風習で、
「十五夜」に“お月見”をしたら、
必ず「十三夜」にも“お月見”をするものとされ、
「十五夜」だけの観月では、
「片見月」・・・
あるいは「片月見」といって忌み嫌われていました・・・
「十三夜の月見」の紀元は
定かではありませんが、
一説には宇多天皇が
九月十三夜の月を愛で
「無双」・・・と賞したことが始まりとか、
醍醐天皇の時代に開かれた
漢詩・和歌を詠う
「観月の宴」が風習化したもの・・・
とも言われています。
また「中秋の名月」を「芋名月」と
呼ぶのに対して、
「後の名月」は、
「豆名月」「栗名月」とも呼ばれ、
その他に
「小麦の名月」と呼ぶ地方もあり、
これはその夜のお天気で
翌年の小麦の豊作、凶作を占う習慣から来ています。
カラフルな “Donperignon” http://www.domperignon.com/
【由美】本店 http://yumi-ito.com/
キリンズ
秋も秋 こよひもこよひ 月も月 ところもところ 見る君も君
―後拾遺・秋上＃265
明日は「十三夜に曇りなし・・・」という
言葉もあるように
爽やかな秋晴れとなりそうですから、
そんな静寂の夜には
“縁起のよい月”
煌々と輝く「十三夜」を眺められるような
よき「後の名月」をお迎え下さい