吹きみだし野分にあるる朝あけの色こき雲に雨こぼるなり・・新井敬子プロと“野分立つ”【武蔵丘GC】 | 銀座由美ママの心意気

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働く女の心意気を、銀座という世界を通して、様々な観点から表現したくブログを始めました。 そんな銀座ママの日常です。どうかご笑覧下さいませ。




吹きみだし野分にあるる朝あけの色こき雲に雨こぼるなり
(風雅650)―花園院一条




“草露白し”「白露」初候を迎えた8日
由美ママは、
台風9号の影響が残る大雨雨の中、
へと出かけました雨



銀座由美ママの心意気-武蔵丘GC 新井敬子プロ
INスタートホールでは、まだ小雨・・・くもり・・・





さて、古来より“野を吹き分ける風”や、
“草木を吹き分ける風”・・・を
「野分」と云いますが、
この「野分」とは、
「二百十日」「二百二十日」前後に吹く
暴風、台風などに伴う“秋の暴風”を表し、
古くは「源氏物語」第二十八帖「野分」の巻名にも
使われています。



また、清少納言は「枕草子」にて
「野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。
立蔀(たてじとみ)、透垣(すいがき)などのみだれたるに、
前裁どもいと心くるしげなり・・・」と書き、
この「颶風(ぐふう)」という言葉が
使われる以前の“秋の暴風”は、
「野分」と呼ばれていました。



もっとも、古典文学の大方はこの「野分」を、
“風”そのものを表現せず、
“嵐”の通り過ぎた後の翌朝の様子を
「風情のあるもの・・・」ととしてとらえ、
上記「千人一首」の掲歌では、
“野を吹き分ける”という原義で
「吹きみだし、野分き、荒るる」と
畳み重ねる呼吸が
この歌にも読みとれますね・・・



そんな「野分」は、当時の貴族にとっては
“雅言(がげん)”だったからなのでしょうが、
その意味では「野分晴」の言葉も、
台風が去った後の安堵感より、
雅のニュアンスが強いかのように思えます・・・



銀座由美ママの心意気-武蔵丘GC 新井敬子プロスイング
雨の中を豪快なショットビックリマーク

銀座由美ママの心意気-武蔵丘GC 新井プロ  
レンズを通しても見えるザーザー降り雨に・・・しょぼん・・・

銀座由美ママの心意気-武蔵丘GC

銀座由美ママの心意気-武蔵丘GC 打ちおろしのショート  
No.12 打ち降ろしのショートホール
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銀座由美ママの心意気-武蔵丘GC 新井プロ2

銀座由美ママの心意気-武蔵丘GC 新井プロ3  

銀座由美ママの心意気-武蔵丘GC 新井プロ3  
雨に煙る中でも軽々ナイス・オンビックリマーク

銀座由美ママの心意気-武蔵丘GC2

銀座由美ママの心意気-武蔵丘GC 新井プロ No.18

銀座由美ママの心意気-武蔵丘GC No.18  
ようやくNo.18・・・
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銀座由美ママの心意気-武蔵丘GC 新井プロ4
敬子プロ・・・シャワーのような大雨雨の中、お疲れ様でした・・・




ところで、
『武蔵丘GC』ゴルフと言えば・・・
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銀座由美ママの心意気-2008年10月26日 武蔵丘GC2  
2008年10月26日、高崎奈央子プロのマンデー出場の練習に
一緒にラウンドして以来でした音譜
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銀座由美ママの心意気-2008年10月26日 武蔵丘GC
ゴルフ高崎奈央子プロ(左)→ http://profile.ameba.jp/naoko11/  



もちろん
今年も開催されます!!
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銀座由美ママの心意気-IDC 大塚家具2010  


銀座由美ママの心意気-新井敬子プロ&元木佳代子プロ  
夏のある一日・・・新井敬子プロ&
元木佳代子プロ http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10640150019.html  と『由美本店』 http://yumi-ito.com/



吹きみだる風のけしきにをみなへししほれしぬべき心ちこそすれ
―『源氏物語』巻28・野分より


今日は
「おどろおどろしく、空の色かはりて吹きいづ
―源氏物語・野分」は過ぎましたから
どうか“野分晴れ”のよき一日をお過ごし下さい音譜