掛香を きのふわすれぬ 妹がもと
―蕪村
関東地方は昨日で梅雨も明けた様子で、
いよいよ猛暑の盛りとなりましたが、
この暑い“盆”の最中はいかがお過ごしですか?
この暑さでは汗も掻き、
むっと篭った蒸気に、邪気も立ちこめるほどですが、
古来日本では、それらを祓うものとして、
麝香や丁子などを絹の袋に入れて
“お香”として用いてきました。
蕪村は、この匂い袋“掛香”を
三夏の季語とし、“暑さと邪気を祓うよう”
このように夏の盛りを表現しました。
由美ママの夏バテ予防は“肉食”を控え、“草食”を心がけることですが、(野菜は・・・・・・あまり得意ではありませんが・・・)贔屓の銀座『ボンサルーテ』 http://www.bonsalute.com/
では、豊富に農家直送の有機野菜が食べられます http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10268170726.html
(2009年5月26日号他)
三種のペッパーのシーザーサラダ
この“三種”は、グアムポナテ島のブラック(ポアブルノア)&ホワイト(ポワブルブラン)ペッパーと、フランス産ピンク(ポアブルロゼ)ペッパー
ジャンボマッシュルームのサラダ
さて“盆”には、
各地方や宗派によって様々な“しきたり”や“習慣”があり、
全国的には、8月13日から四日間が一般的ですが、
陰暦の日取りをそのまま受け継ぐ“七月盆”もあり、
それらの地域では、“七夕”の日が“盆”の始まりとされ、
7月13日に先祖の霊を迎えに行きます。
京都ではそんな“盆”に相応しい風物詩「祇園祭」が、
“コンチキチン”の音色とともに始まりましたが、
この京都に夏を告げる「祇園祭」の始まりは、
疫病が流行した869年6月7日に、
災厄除去を祈るために行われた“祇園御霊会”が最初とされ、
その後11世紀になり“鉾”が登場し、
さらには応仁の乱の後、
1500年に“祭”が再興され、
現在のような様式へと定着して行ったようです。
そして、今宵16日の「宵山」では、
各山鉾の駒形提灯に灯がともり、
“鉾”からは祇園囃子が奏でられ、
“祭”気分が最も盛り上がりますが、
ちなみに今夕、明日の「山鉾巡行」を控えた八坂神社では、
“鷺舞”や“神楽”などの奉納が見学出来るそうで、
ここには素戔鳴尊(スサノヲウノミコト)や、
串稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、
八柱神子神(ヤハシラノミコト)の3人の神が、
「山鉾巡行」後の神幸祭において
四条御旅所へ移動する際に乗る“金の神輿”が飾られています。
色々野菜のリゾット
水菜と色々野菜のパスタ
北海道産ホワイトアスパラと淡路産真鯛
フレッシュ狼桃トマトと彩り野菜のピザ
でもやはり“肉食獣”の由美ママは、“赤城和牛はぐくみ”のカツレツを注文
そして“裏メニュー”のハヤシライスまで完食
由美ママんちでは今年も「祇園祭」“山鉾”のお守りとして、
“ちまき”をいただき、
“疫病災難除け”のお守りとして、
家の玄関やお店のカウンターに置かせていただいておりますが、
この“ちまき”だけででも、
「祇園祭」の気分に浸れ、
一瞬の“涼”と“京の雅”を愉しめますね
明日からの三連休は、真夏の煌く太陽の光を浴び、
真っ青な海を眺められるようなよき休日をお迎え下さい。
そして“大地の恵み”が豊富に食べられる銀座『ボンサルーテ』 http://www.bonsalute.com/
へも、
是非お出かけ下さい