大寒の 大々とした 月よかな
―小林一茶「七番日記」
昨日21日は“蕗のとう花咲く”「大寒」初候となりましたが、
一年中で、最も寒い日と言われるこの「大寒」の最中はいかがお過ごしですか?
今朝は、そんな“大寒入り”の最中の冬晴れの空の下、やわらかい陽射しの朝を迎えましたが、
この週末は何とかこのままの天候が続いて欲しいものですね。
この季節の限定商品が、彩さんの化粧品会社「アンデスティノ」http://un-destino.com/
より“赤い箱”で発売されました
この華美な箱を開くと・・・
「マラクーダ」と云うハート型の“ビターショコラ”が登場します
さて、「大寒」は「冬至」のほぼ一ヶ月後、1月21日頃からの15日間を云い、
二十四節気では「小寒」(冬至の15日後、1月6日頃からの15日間)のあとにあたり、
まさに一年の内で最も寒い時期ですが、
ちなみに「小寒」「大寒」を併せた約一ヶ月間が「寒」であり、
1月6日頃の「寒の入り」から「立春」の前日の「節分」(「寒明け」)までの時期を
「寒中」「寒の内」と呼びます。
この「寒の入り」から「大寒」までの推移を、俳句でみてみますと、
先ず、「寒の入り」の句には、「うす壁にづんづと寒が入りにけり(一茶)」や
「きびきびと万物寒に入りにけり(風生)http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10435426516.html 」など、
冴え冴えとした寒気に向かう・・・緊張感漂うものが多いような気がしますが、
次に、「小寒」の頃の句は、「小寒や枯草に舞ふうすほこり(長谷川春草)」
「小寒のさゞなみ立てて木場の川(山田土偶)」など、
“小寒の氷が大寒に解ける”・・・という言葉もあるように、
年によっては「小寒」の方が、「大寒」より寒さが厳しいことも少なくなく、
春の訪れがかすかに感じられる「大寒」に比べて、
「小寒」の時期は、まさに「寒の内」の最盛期かと思われますね。
そして最後の「大寒」は、寒さの極まる時期・・・ということから、
虚子の「大寒の埃の如く人死ぬる」や、三鬼の「大寒や転びて諸手つく悲しさ」など、
「大寒」の厳しい寒さを、心の寒さに転化して詠んでいる句もある一方で、
掲句の一茶のように、情景としては寒いものの、
“大々(だいだい)とした月“に、微かながらも“春遠からじ”が感じられ、
「大寒」の異称に“寒がはり”があるように、寒さの状態が変化し、
少しずつ暖かい春へ向けて季節が動きはじめる時季・・・ということからも、
「大寒」の句には、空間の広さや重厚な厚みなど、どことなくほっとさせる暖かさを内包した作品が
多いように思えます。http://www.nikkoku.net/ezine/kotoba/ktb042.html
そして“ビターショコラ”の中からは、さらに「マラカイボ」と云う“ミルクショコラ”の小さなハートのチョコレートが顔を覗かせます
↑↑↑
『アンデスティノ ショコラ2010』は、中の小さなハートショコラは、ミルクタイプ、外の大きなハートショコラ
は、ビタータイプと様々なバリエーションの風味を楽しむことができますから、是非、今年のバレンタインには、
この情熱の“赤い箱”を愛する殿方へのプレゼントにお贈り下さい
http://un-destino.com/campaign/chocolat/index.html
由美ママ&彩さんhttp://ameblo.jp/sugimoto-aya/
at『椿山荘』 http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10429433062.html
大寒や しづかにけむる 茶碗蒸 ―日野草城
季節の底”を打ったような透明感が漂う凛とした季節「大寒」ですが、こんな夜は、行きつけの『日本橋ゆかり』http://nihonbashi-yukari.com/ http://r.gnavi.co.jp/g322600/ http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10438448674.html にて、“しづかにけむる茶碗蒸し”を食べたく思う由美ママでした・・・