京橋の一角に、この3月で“25周年”を迎えた伝統のフレンチ「シェイノ」が存在します。
明治製菓の本社ビルの鍛冶橋通りに面した白亜の洒落た扉を開くと、異次元の世界のよう・・・
重厚な店内と、ステンドグラスの扉
シャンパンは、伊東賢児ソムリエのお薦めで選んでもらいます。
“25周年記念メニュー”
季節の魚介キャビア添え
名物“フォアグラキャベツ”
オーナーシェフ井上 旭の30余年のスペシャリテ「マリアカラス」と題する“子羊のパイ皮包み”
子牛のフィレ肉とデザート
井上 旭氏と言えば、フレンチのみならず、ゴルフの達人でもあり、ときどき「小金井CC」でご一緒しますが、実際の人物像は、ハウスのCMの上品？なイメージとは程遠く（笑）、ボルドーワインと、『演歌と軍歌と日の丸』をこよなく愛する“超右派”オヤジで、かつてはラガーマンとして活躍した経歴からも、男気を大事にする任侠気質のお方です。
そんなヤクザな井上シェフの永遠の一品は、「マリヤカラス」と言う“子羊のパイ皮包み”が有名ですが、この料理は、シェフ自身がフランスの「マキシム・ド・パリ」で修行していた時代、世界的ソプラニスト・マリヤカラスに気に入られ、以来、彼女は来店の度にこれを注文したことから、彼女の名前を料理に冠したという伝説の一品ですので、やわらかい子羊のお肉に包まれているフォアグラとトリュフの絶妙な味わいを、「シェイノ」で、召し上がってみてはいかがですか？
そして、フランスへ単身で渡り、世界に“日本の男”を認めさせた“男の心意気”溢れる井上ワールドを堪能して下さいませ。