【ぱらぱら】一括置換の翻訳以外の活用例 | みんなのワードマクロ

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先日の記事「【右クリックでGoogle!】アスタミューゼを利用して誤訳判断をする 」に引き続いて、特許翻訳者の水野麻子さんのメルマガ記事の内容を紹介いたします。

【ともしび】一括置換マクロの使い方あれこれ


イケてるぱらぱらをチェックツールとして活用する!

この記事の中で、上書き翻訳用の一括置換ツール「ぱらぱら」 を紹介いただいております。

ぱらぱらは、上書き翻訳のために用語集を用いて一括置換をするためのツールなのですが、このぱらぱらをチェックに活用する方法です。

メモを付けた辞書を用意して、置換をするということですね。

書籍で学んだことをどう活用されていますか?そんなヒントもこの記事に書かれています。

具体例も紹介されていますから、ぜひご覧ください。


上書き翻訳に役立つ辞書作りのコツのリンクも紹介されていますね。

一括置換マクロ用辞書のバリエーション

こういう知恵をいただけること、感謝しています!




ぱらぱらの使い方をさらに2つ紹介します。

イケてる速記ツールとして活用する!


最近、ぱらぱらのユーザーの方からある機能の開発要望をいただきました。

その機能の用途を伺ったところ、この方はぱらぱらを速記ツールとして活用されていることがわかりました。

例えば、会議でメモをするときに特定の用語を短縮形で入力しておきます。

その短縮文字で書かれた文章に対してぱらぱらを実行し、正しい文字に置換されるのだそうです。

面白い用途ですね。



イケてる近傍検索のためのマーカーとして活用する!

特許調査をお仕事にされている方は、技術用語をマーキングするためにぱらぱらを活用されています。

特定の用語を特定の異なる色でマーキングすると、用語同士の親和性(特定の色の用語が、別の色の用語と近くに配置されているのか?)を目視確認できます。

検索業界では、「●語以内に記載された用語」として検索する「近傍検索」という考え方があります。

これを色の分配で擬似的に行い、目視確認するということですね。



このように、上書き翻訳のツール以外にご利用いただいていること、うれしいですね。

ツールは目的に応じて自由に使ってこそ!だと思います。

ぜひご活用ください。



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【右クリックでGoogle!】アスタミューゼを利用して誤訳判断をする

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