「人力+電力」のハイブリッド車 最高時速160キロ可能 | Ghost Riponの屋形(やかた)

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Charley Greenwood氏と息子のChuck Greenwood氏は、未来の自動車の鍵をつかんだと
考えている。その鍵とは、「手漕ぎ」だ

[中略]

「尻を起点として体[の重心移動]でステアリングを行なう。
これはちょうど、適切に行なわれるスキーのターンのような感じだ」と、最高経営責任者(CEO)を
務める息子のChuck Greenwood氏は語る。

4人でこの車を漕いだ場合の最高速度は、彼らが自転車で出せる平均的な速度と大体同じだ。
[同社サイトによると、モーター非搭載のFM-4の場合、乗員たちが自転車に乗った際の平均巡航
速度と同程度のスピードを出せるという。]

ただしそれは、シカゴのような平坦な街を運転している場合に限る。Imagine_PSは現在、シカゴの
ミレニアムパークで9月27日~10月12日の2週間にわたって開催されているハイテク博覧会
『WIRED NextFest』で展示されている。

起伏のある場所や、より高速で運転する場合のために、この車には電動の補助モーターと回生
ブレーキが搭載されている。このブレーキが、制動時に運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、
バッテリーに送る仕組みだ。

Greenwood親子は、Imagine_PSを「Neighborhood Electric Vehicle」
(NEV:近隣走行用の電気自動車)として販売する計画だ。
NEVに関しては州ごとに規定が異なり、エアバッグなどの搭載義務を免除する州があるほか、
運転免許や保険さえ必要としない州もある。

ただし、NEVの対象となるには、最高速度が毎時約20マイル[毎時約32キロ]以下でなくてはならない。
だがGreenwood親子によると、同社の車体を使えば、毎時約100マイル[毎時約160キロ]を上回る
スポーツカー並みの速度をあっさり達成できるという


[同社サイトによると、Imagine_PSの基本モデルの速度は時速55キロ以上レース仕様のThe Rod
は時速189マイル(時速約300キロ)を出せるという
。]

高速な改造車のマニアたちには、聞き流せない話だ。

Imagine_PSは未発売だが、企業の敷地内向けの高性能モデルが3万5000ドルから5万ドルで近く
発売される。一般向けモデルの価格は、1万5500ドルになる予定だ。

[日本語版:ガリレオ-向井朋子/高森郁哉]
http://wiredvision.jp/news/200810/2008100322.html
WIRED NEWS 原文(English)
http://www.wired.com/gadgetlab/2008/09/humancar-powere/


このマシンで、160km/hとかスゴク嫌ですが(笑)、回生ブレーキは相当有効なアイテムみたいですね。
今までは減速するために、慣性エネルギーをブレーキで(摩擦)熱変換して捨てていたわけですが、
捨てていたエネルギーを回収し、再加速時に使用することは、効率的で理に適っている気がします。
小型・軽量化出来れば、自転車に良いと思うな。


[以下のYouTube動画では、Imagine_PSのプロトタイプにあたるFM-4が、実際に公道を走行している。]

HumanCar - Politics of Carbon Hybrid Human Auto
http://www.youtube.com/watch?v=bwrXdsFUmRQ


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