海藻からバイオエタノール | Ghost Riponの屋形(やかた)

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海藻からバイオエタノール、日本海で生産構想

2008-02-28 10:34:21 テーマ:ニュース

asahi.com より

地球温暖化対策で注目されているバイオエタノールを、海藻のホンダワラ類からつくる計画が進んでいる。養殖や製造の基礎技術がほぼ確立したことを受け、日本海に巨大養殖場を設ける構想。

日本のガソリン販売量の、ほぼ3分の1に相当する量になるという。

バイオエタノールの原料となる、穀物の高騰が問題となっているが、ほとんど食用にならないホンダワラ類が解決策の主役になる可能性が出てきた。
研究を進めるのは、三菱総合研究所や京都府立海洋センター、東京海洋大などのグループ。3月12日に東京都内で開くシンポジウムで詳細な研究報告を行い、実現に向けた検討をする。竹野功璽(こうじ)・京都府立海洋センター主任研究員らは01年から日本海で、ホンダワラの養殖実験を開始。ロープに付着させた30センチの苗が半年で1~3メートルに成長することを確認した。
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一方、海藻のアオサ類を使った三菱総研などの実験で、乾燥重量100グラムあたり約30ミリリットルのエタノールが製造できるとわかった。ホンダワラ類にも応用でき、バイオエタノールの量産化に道が開けたという。構想では、日本海沖合で比較的浅い「大和堆(やまとたい)」の水深約400メートルを中心とした海域に養殖場をつくる。
ホンダワラ類を植え付ける太さ約3センチのロープを100本前後組み合わせた養殖ユニット(100メートル四方)を四国の半分強の広さにあたる約1万平方キロに並べる。沖合を活用するため、沿岸の生態系を守れる特長がある。年間に乾燥重量で約6500万トンの収穫が見込まれ、約2000万キロリットルのバイオエタノールを製造できる計算になる。

海藻からバイオエタノール、日本海で生産構想
http://www.asahi.com/science/update/0227/OSK200802270002.html(記事削除)



エタノールといえば、 インディカー・シリーズ(IRL)
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インディカー・シリーズ(Indy Car Series)
燃料はシリーズ発足から一貫してCARTと同じアルコール燃料であるメタノールを使用してきたが、環境問題への配慮から2007年よりエタノール98%・ガソリン2%の混合燃料に切り替えられた(準備段階として、2006年シーズンはメタノール90%・エタノール10%の混合燃料を使用)。
エタノールへの変更によりエンジン出力が約1割程低下するため、合わせてエンジン排気量が
3.5リッターへ変更された。
(Wikipedia)

IRLといえば、ホンダだな。

ENGINE HI9R
エンジン・タイプ : 自然吸気、フューエル・インジェクション、アルミ合金シリンダー・ブロックV型8気筒
排気量 : 3.5リッター
重量 : 127kg(ヘッダー、クラッチ、ECU、スパーク・ボックスやフィルターを含まず)
回転数 : 最大毎分1万300回転(IRL供給のレブ・リミッターによる)
馬力 : 650馬力以上
燃料 : 100%フューエル・グレード・エタノール
バルブ駆動 : デュアル・オーバーヘッド・カムシャフト、1シリンダーあたり4バルブ、金属製スプリング
クランクシャフト : 鋼鉄合金、5メイン・ベアリング・キャップ
ピストン : 鍛造アルミ合金
コネクティングロッド : 機械鋼合金
エンジン・マネージメント : マクラーレン
イグニッション・システム : CDI
潤滑油 : ドライサンプ方式
冷却 : シングル・ウォーター・ポンプ
http://www.honda.co.jp/IRL/spcontents2009/09IRLspec/engine/

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レースの話はさて置き、現実問題、今所有しているマシンに使えるかどうかが気がかりですよね?以下は、海外のお話。

自動車専門サイト『エドマンズ・コム』で走行試験を担当する編集者のダン・カーン氏によると、今日生産されているエタノールの大半は、ガソリンに10%混合される形で使われているか、もしくは『E85』(エタノールを85%含有する燃料)として販売されているという。
燃料にエタノールを加えるとエンジン性能は向上するし、混合燃料だと排ガス規制の基準もクリアできる。カーン氏は、エタノール10%混合タイプの燃料は市販車のほぼすべてのエンジンで使えると話す。また、20~30%混合しても車を損なうことはないし、石油供給の長期化に役立つ可能性もあるという。
http://wiredvision.jp/archives/200505/2005051706.html

エタノールの効用
エタノールはオクタン価が高いため、ガソリン燃料のオクタン価を鉛などの有害添加物よりきれいに安全に高めることができる。エタノールをガソリンに加えると、このオクタン価を3ポイント押し上げ、燃料の質を高めることができる。
他にも、エタノールをガソリンに加えると燃料中に酸素も加えるため、エンジン内で燃料が完全燃焼し、一酸化炭素などの有害物質の排出を減らす効果もある。
http://journeytoforever.org/jp/ethanol.html

腐食の問題でエタノールを使用する場合、鉄部品(錆びる)、樹脂部品(浸透する)は要対策みたいです。濃度によって、腐食(侵食)の度合いは変化すると思います。
IRLクラスの燃料を使用する場合は、ステンレスタンクを使用するそうです。
まあ、なんとかなるでしょう。


洋上風力発電基地+海流発電+ホンダワラの養殖で、エネルギープラントにしますかね?


おまけ

CO2からプラスチック、東大・帝人など2012年度にも実用化  
東京大学、帝人、住友化学などの産学チームは11日、二酸化炭素(CO2)からプラスチック(樹脂)を作ることに成功し、量産技術の開発を始めると発表した。包装材やフィルムなど幅広い用途での利用が期待できる技術で地球温暖化防止に役立つ。2012年度にも実用化する。
http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1654474


以上、メモ。



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