今日は、あ、もう昨日か、はオーガナイズの観点からコース状況を把握すべく有間峠に試走しに行ってその後 Cafe KIKI さんのマスターと運営の大枠を決めてきました。
まず、コース状況ですが、今日わざわざ行ったのは雨後の落石の状態を知るためです。
落石はほぼ安定状態にありあまり新規に落ちたと思われるのは少なかったです。
しかし、ロードで試走しに行く方はくれぐれも下りは飛ばさないようにご注意ください。
路面の摩擦抵抗が通常の峠より低く、しかも条件が激しく変化するので危険度が高いです。
僕はこの試走をフロントサスMTBでシュワルベ マラソン1.25を履かせて行ってます。
ご存知の通りマラソンは世界最強の対パンク性能を誇るタイヤです。
路面のコントロール性を確認するためにかなり高速域まで速度を上げてますが通常のロードでやったら路面の石を避けきれずにバーストします。
くれぐれも下りは注意してください。
交通量も少ないとはいえたまにバイクや車が通ります。
使えるラインが限られているところも多いので十分な減速をお願いします。
上部でフラット基調になってからは路面状況が悪化してスリップしやすくなりますのでより減速をお願いします。
それでは今日の朝から。
異常に暑くなる予報が出てたので早めに出たのですがやはり暑かったです。
なんといってもMTBに重たいタイヤを履かせているのでいくら軽量なXTRのホイールでも速度が出ません。
山王峠、というか丘を越えてK70に入ります。
その後はK53にスイッチして集合地点の確認。
この看板を見落とさないように。
傾斜がきつくてうつむいて登ってると通り過ぎちゃいますよ。
さわらびの湯の状況も確認。
バイクラックはありますが到底足りません。
ここまで来て既にヒートしている人は頭から水浴びが出来ます。
トランポする人はここの駐車場が早朝から登山者向けに開放されてます。
商業施設なので利用が前提ではありますが。。。
下ってきて風呂に入りましたが結構良かったですよ。
貸しタオルはないのでどうしてもバスタオルがないとイヤ、という人は頑張って持ってきてください。
ちなみに料金は3時間で¥800です。(土日のみ時間制限有)
ボディーソープ、リンスインシャンプーは完備されています。
露天風呂、横になれる休憩場所もあります。
さわらびの湯から10%程度の勾配を登ると有間ダムに着きます。
今回はツーリング仕様でパニアバッグ装備で着替えやお風呂セットなど持ってます。
当然重いっすよ。
そしてボトル一本は・・・足りません。2ボトル体制にしないと良く飲む人は足りなくなります。
今日のように暑い日だといくら日陰が比較的多いコースといっても一気に減ります。
ここが片側交互通行部分。
120秒で変わります。
短い区間なのでよほどゆっくり通らない限りは抜けられます。
さらに上流に行くと観光釣り場がありここから分岐するようになります。
登りでも所々鋭い石が落ちているので十分注意したほうがよいでしょう。
対パンクプロテクションのあるGP4000でも貫通するなと思われるものもありました。
ここは先日Cafe KIKIマスターが掃除してくれたところ。
現時点ではまだダート部分がありかなりタイヤを取られるのでご注意ください。
走行会当日までには片付ける予定です。
途中一箇所走行ラインが極端に狭くなっている場所があります。
対向との離合が必要になった場合は一度自転車から降りたほうがよいでしょう。
登りの途中に水が切れたなどの場合は登山者用の水場がありました。
とりあえず使えます。
後はひたすら登ると途中からフラット基調になり一部下りも出て速度も乗せることが出来ますが路面に砂や石が乗っていて危険です。
この区間は長く掃除で済むレベルではないためスリップ事故防止のため飛ばさないように
しばらくすると峠に着きます。
下りで危険性が高いと思われるところ。
いきなり現れるので高速だとドリフト起こします。
下りもロードのブレーキではかなり手が疲れますので休憩など挟みながら下ることをお勧めします。
僕が一気に下れるのはXTR対向ピストン油圧ブレーキにアイステックローターを使っているからです。指一本で軽く宙を舞えるほどの制動力がある上にFサスが衝撃を吸収しています。
ロードの方は相当な負担が手にかかることを覚えて置いてください。
全般的に路面状況は良い場所のほうが多いですがグレーチング部分などかなりの衝撃が来ると思いますので減速してください。
場所によっては速度が高いとリムうちパンクの危険があるところもあります。
登りはきついだけで低速なので石など回避できますが下りは即パンクですので。
道幅は一部は広いですが全体を通すと平均で1.5車線ほどとあまり広くありません。
そのことも考慮に入れてなるべくキープレフトを守ってください。
以上簡単な試走レポートでした。
当日は危険なポイントはもっと具体的な指示を出す予定です。