フロントブレーキキャリパOH・・・その① | taka@GH-AP1のグラとS2000とPerfumeと

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アラ還おじさんが名古屋グランパスとS2000とPerfumeをメインに仕事の愚痴、日々の出来事などを交えて、思いつくままに書き綴っていきます。

それでは、またS2000の車いじりの続きになります。



今回はフロントブレーキキャリパのオーバーホールです。


パーキングブレーキ機構がないのでリアに比べれば簡単ですね。



実際には、リアと平行作業になります。その方が効率的ですので。




まずは、キャリパボディの取り外しです。




既に、ブレーキホースのバンジョーボルトは外してあります。


単に、写真を撮り忘れただけですが。


ブレーキホースの先端には、リアと同様にフルード漏れ防止をして置きます。




スライドピンの六角部にスパナをかけて固定します。


リアは17mmでしたが、フロントは19mmのスパナになります。





下側も同じようにキャリパボディを固定しているボルトを緩めます。





ボルトを抜いたら、キャリパボディは取り外せます。





左右のブレーキパッドを取り外します。







ブレーキパッドは横に引っ張れば外れてきます。



リアと同様にブレーキローターの交換も行ったので、キャリパブラケットも取り外します。


キャリパブラケットはローターの裏側の2本のボルトで固定されています。




ここのボルトもかなりきつく締まっていました。



メガネレンチをかけて、プラハンで叩いて緩めました。




キャリパボディ、ブラケットを外したら、それぞれをばらします。


フロントのキャリパはピストンを抜くだけ。



そのピストンを抜く方法は、




圧縮エアで押し出すそうです。


え~、ですからコンプレッサーなぞは持っていませんwww



一般的には、先端をプライヤでつかんで力技で引き抜くようですが。


筆者の取った方法は、




空気入れで空気を入れて、その力で押し出そうと言うもの。


空気入れの先端にパーパーウエスを巻いてバンジョーボルトの入る穴に差し込んで見ましたが、ウエスの周りからエアが漏れて圧縮できませんでした。



で、考えた方法は、バンジョーボルトにシールテープを巻いて半分ほど締め込み、そのバンジョーボルトの穴からエアを入れようと。



こんな感じで、




バンジョーボルトの穴に空気入れの先端をしっかりと押し付けて




空気を入れてやると、ピストンが出てきます。





ある程度、押し出されば、後は手で少しずつ引っ張れば、



ピストンは抜けます。これは左フロント。


錆がひどく、中まで腐食していたので、新品に交換しました。



右フロントも同じように空気入れを使ってピストンを抜きます。




エアを送り込んでやると、



同じようにピストンが押し出されてきます。


抜き取った右フロントのピストン。




右側のピストンは錆の汚れだけでしたので、洗浄して再利用しました。





ピストンを抜いたキャリパボディ。




ダストカバーを取り除きます。




リアと同様にこれらのゴム部品は、要交換です。



ピストンシールも外します。





やはり、ダストカバーのはまる溝の部分は錆がひどいです。






続いて、キャリパブラケットからスライドピンを抜き取ります。


上下の2本は材質が違うのは、リアと同じです。







上下の位置関係はリアと逆になります。




これは、キャリパの取り付け位置の関係によるものですね。


フロントは後側、リアは前側に取り付けられていろためです。




抜いたスライドピンはパーツクリーナーで洗浄して置きます。



ピンカバーも取り外します。




カバーを外したら、ピン穴の中も、よく洗浄して置きます。



ばらしたキャリパボディも、リアと同様に錆を落とします。




リアに比べると、構造が簡単なので楽ですね。





組み付けは、その②に続きます。






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