パーツ・インプレッション | taka@GH-AP1のグラとS2000とPerfumeと

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アラ還おじさんが名古屋グランパスとS2000とPerfumeをメインに仕事の愚痴、日々の出来事などを交えて、思いつくままに書き綴っていきます。

昨日の記事で、シャア専用オーリスの発表、発売を5月と19月!?と書いてましたね(汗


5月はともかく19月って。何ボケてんの<俺



正しくは8月発表、10月発売です。記事も訂正、写真の追加をしました。




大ボケかました後で、GWにS2000に取り付けたパーツのインプレッションです(今一、説得力がないねw)



まずは、ASM(オートバックス)製のフロア強化バーについて。


取り付けの様子はこちら⇒補強



さて、このパーツは前後のサブフレームをつなぎ、更に前側には左右をつなぐ補強バーが入るもの。


筆者は基本的にノーマル主義。


S2000ほどの作りであれば、何ら不満はなかった。


オープンカーと思えないほどの剛性感たっぷりのフレームも必要にして十分だと。



しかし、年数、走行距離がかさんできた時に、発見したものは・・・


takaのグラ★★★とS2000とPerfumeと


助手席側ドアの下にあるフレームの溶接部。


表面の塗装にクラックが。



同様に運転席側も、


takaのグラ★★★とS2000とPerfumeと



やはり、フレームにはかなりの負荷がかかっているようだった。


そこで、その負荷を低減するために補強を入れる事に踏み切った。





月曜、火曜の通勤と月曜の豊スタまでの道のりで、その効果のほどを確認した。


通勤路は週5日は走っている道なので、違いが分かり易い。


まぁ、ホームコースと言ったところですか。





まず始めに感じたのは、アイポイントの変化。


僅かだが、ボンネットの見える範囲が変わった。若干、高くなったようだった。


頭を動かして見た感じでは、5~10mmほどか。



筆者の体重は約60kg、その重みでフレームがたわんでいたと思われる。




走って見ると、明らかに乗り心地が悪くなった。


結構、路面の凹凸を拾う。但し、これは想定内、いや想定したほどではなかったかな。



もう少し、ガチガチになるかと思ったが、それほどでもない。


材質がアルミと言う事も影響していると思われる。




乗り味以上に変わったのが車の挙動かなぁ。


何と言うか、後輪の追随性が良くなった感じか。


ターンインから車が曲がり出し、ロールし始めると後輪が積極的に曲がって行くようなイメージ。



若い頃に同僚が乗っていたミッドシップカー、AW11型MR-2や、4WSが装備されたプレリュードのコーナリングを思い出した。


フレームが強化された事で、サスペンションがよりうまく働くようになったためだろう。


S2000のリアサスペンションにはトーコントロールバーが付けられている。


これは、サスペンションが縮むとトーインになるような装備だ。



マツダのFC型RX-7や筆者が乗っていたロドスタは、リアのロアアームの前後のブッシュの硬さを変える事でコーナリングフォースが加わると、同じようにトーインになるような設定になっていた。



リアにトーインを付ける事でコーナーでの限界は高くなる。


但し、始めからトーインを付けていると抵抗が増える事になり、燃費やタイヤの消耗が早くなるなどの弊害が出る。


そのために、コーナリング中のみにトーインが付くようなシステムがトーコントロールバー。


が、このトーコンが初期型のS2000のピーキーな特性の要因にもなっている事は周知の事実。


後期型では、このあたりのジオメトリーが見直されている。




ちょっと、余談が長くなってしまったが、フロア強化バーによって、このトーコンがより明確に働くようになったと思われる。


コーナリングの限界が上がった感じか。足回りを変えたようにも思えた。



少し、気になったのが、高速で橋のつなぎ目など大きめのギャップを乗り越えた時のバンプの収束。


サスペンションの上下動の収まりとボディの上下動の収まりにずれがある事。



フロア補強バーの固有振動と車の固有振動にずれがあるのかも。


縦方向のバーが前後の端で固定されているだけと言う事も関係があるかな。


真ん中付近にも、フレームと固定するポイントがあれば、また印象は変わると思う。



ガチガチ感が好みの人には物足りないと思われるが、筆者のように町乗り+ワインディンが少々と言う乗り方には十分。



筆者的には、付けて良かったと思うパーツになる。






次に、吸気温対策として試みたセンサー取り付け部へのシリコンゴム。


その記事はこちら⇒吸気温センサーの検証



取り付けた後のチョイ乗りでは、効果ありと思ったが・・・


やはり、所詮は対処療法に過ぎなかった。



インフォメーターで見る限りでは、初期の温度上昇は、緩やかにはなった。


しかし、最終的にはノーマルの状態と変わらないところまで吸気温は上がってしまう。



熱伝導を抑えているだけなので、時間か経てばそれなりに温度は上がる訳だ。


予想の範疇かな。



後は、どれだけ外気温に近い空気を吸わせるようにするかになるか。


まぁ、サーキットなどを走る訳ではないので、補正がかかっているとしても十分なパワーだと思っている。



初期型には外気温計がついていないので、正確な比較ではないが、冷え切ったエンジンをかけた時に表示される吸気温やたまに道路脇にある温度表示と比較してみた感じでは・・・



外気温+30~35℃がインフォメーターに表示される吸気温になる。


この幅は速度域にかなり影響される。


大体、60km/hを堺に、それ以下の速度域ではおよそ外気温+35℃。


60km/hを越え、70~80km/hで走っていると外気温+30℃と言う感じかな。




これからが、インフォメーターを付けてから、初の夏場になるので、どんな状況になることやら。