VfB シュトゥットガルト vs SV ザントハウゼン | ぶらりサッカー観戦記

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2017年3月までの間のドイツを中心とするサッカー観戦について、できるだけ現地の雰囲気をゆるーい感じで伝えます。

ドイツ滞在も残すところ10日あまり。欧州でのサッカー観戦も数えるほどになってきました。今回でブンデスリーガはひとまず区切り。しかも最後は2部です。よくよく考えたら1部はこの前のライプツィヒ戦が最後でした。
 
最後というとなんだかもう観戦しないのかとなってしまいそうで嫌なので、ひとまずは最後。きっとまた見にきます。チケットの取り方、スタジアムの行きかたなどなど色んなことを知ったので。
 
さて、そんなわけで最後のブンデスリーガはVfBシュトゥットガルト vs SV ザントハウゼンです。
ザントハウゼンは日本にあまりなじみのない名前。自分も名前は知っているもののどのようなチームかは知りませんでした。この時点では2部リーグの6位に位置し決して弱くはないようです。また、シュトゥットガルトと同じに州にある街なのでダービーとなります。
 
シュトゥットガルトは前節の勝利で単独首位。勝ち点差はまだあまり開いていない上に、ダービーとなれば負けるわけにはいきません。しかし、首位に立った次の試合ですので、相手がどこであろうとも難しいことは予想できます。そんな試合の先発は
 
浅野はレギュラーポジションをつかみつつあるようで今回も先発でした。
他にも元ボルシア・ドルトムントのミチェル・ランゲラク、ケヴィン・グロスクロイツ、得点王争いに絡んでいるシモン・テローデなど。
細貝さんは現在苦しい状況のようでベンチスタートでした。
 

 
選手が入場し、いよいよ最後のブンデスリーガが開始。
 

前半の30分くらいまでは浅野のスピードと逆サイドのマネのドリブルで数多くチャンスを作るシュトゥットガルトでしたが、なかなか得点が生まれません。浅野のスピードもかなり効いていて相手の脅威になっていました。
ところが、前半最後の方からサンドハウゼンがしっかりと浅野ををケア。完全に封じられはじめボールがなかなかいい形で受けられません。それでも、前半アディッショナルタイムにマネがPKを獲得し、テローデがきっちり決めて1点リードで折り返します。
 
後半もメンバー変更はなく始まりましたが、しばらくしてサンドハウゼンがメンバーを変更。これが的中し、同点に追いつきます。
 
ポゼッションでは上回るものの、得点が生まれないシュトゥットガルトは、効果が薄くなった浅野を下げます。そして、残り5分となったところで再びテローデ。得点ランキング首位にならぶ値千金の勝ち越し弾。
 
こういった首位に立った後の試合で勝つことは難しいですが、こういった試合をものにできるかできないで優勝や昇格が決まるんだよなーとか思っていた矢先の出来事でした。結局シュトゥットガルトが2-1で土壇場で勝利をもぎ取り首位をがっちりキープ。
 
試合展開的にも点がほしかったということもあり、細貝さんは出番なし。残念ではありますが、ブンデス最後は1部のドルトムント vs ライプツィヒ、2部の今回ともに勝利で締めくくれ良かったです。
 
試合後は最前列で日本国旗振っていたら、細貝さんは気づいてくれて手を振ってくれました。ただ、浅野はやはり自分の出来に納得していないのか憮然とした表情でそそくさ去って行ってしまいました。
 
2選手ともまだシーズンは続くので昇格目指してがんばってほしいです。