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心と身体の自然治癒力を高める
アロマ＆メンタルケアサロン
*ゼラニウムガーデン*
オーナーセラピストの いそむらゆうこ です。
前回の
の記事では
“自分の感覚や感情を取り戻すために
『不必要な我慢をやめてみる』
ところから取り組んでみましょう”
と書きました。
あなたはこれまでの人生で
どんな我慢をして来ましたか？
この
“我慢をやめてみる”ことは
自分の感情を取り戻すための
第一歩でもありますが
もう一つ、重要な意味があります。
そもそも、あなたは
なぜ我慢をしてしまっていたのですか？
それは誰のための我慢だったのですか？
機能不全家庭で育った私たちは、
子どものころ、
親の機嫌を損ねないこと
あるいは
親に評価されること
を
自分の行動の基準としてきました。
自分の気持ちよりも
親の気持ちを優先して行動するのが
当然になってしまっていたのですね。
子ども時代には、
機能不全家庭の中で生き延びるために
この行動パターンは必要なことでした。
そして、あなたは、
もしかしたら、大人になった今でも、
この
親との間で繰り返されていた
“自分よりも
相手の気持ちを優先して行動する”
というパターンを
あらゆるところで
繰り返してしまっていませんか？
自分はこうしたい！という思いがあっても
それを主張するのは
良くない事だと思ってしまう。
自分の思いを主張するのは
自分のわがままなんじゃないか？
そんなことをしていたら
嫌われてしまうんじゃないか？
そんな不安を感じてしまうかも知れません。
でも
相手には相手の思いがあるように
あなたにはあなたの思いがあります。
当然のことですよね。
あなたは
自分の思いより
相手の思いを
優先させなければいけないと
思ってしまう…
そんな心のクセを
身に着けてしまっていませんか。
機能不全家庭では
子どもは親の気持ちを満たすために
存在していました。
私たちは
親の気持ちを満たすことを基準に
行動することを学んでしまいました。
…きっと心当たりがありますよね。
もしあなたが
今でも
親に限らず
自分以外の誰かの心を満たすことを
優先した生き方をしているなら
そろそろ
それをやめてみませんか？
相手の気持ちを優先しなくても
あなたは決してワガママではありません。
それは、意志を持った一人の人間として
当然のことなのですから。
私は私のことをする。
あなたはあなたのことをする。
私はあなたの期待にそうために
この世に生きているのではない。
あなたも私の期待にそうために
この世に生きているのではない。
あなたはあなた、私は私である。
もし、たまたま私たちが出あうことがあれば、
それはすばらしい。
もし出会うことがなくても
それは仕方ないことだ。
これは、ゲシュタルト療法の創始者
フレデリック・パールズの
『ゲシュタルトの祈り』です。
日本人的感覚としては
ちょっとドライすぎるように
感じるかも知れませんが
ぜひじっくり味わってみて下さい。
そして、これを読んだ時、
自分の中にどんな気持ちが沸き上がってくるか…
その感覚を大事にして下さいね！
フレデリック・パールズは
クライアントが抱えている問題は
昔あった問題を
「今、ここ」に引き続き持ち続けていることに
原因があると考えました。
今、あなたが
自分よりも優先させているのは誰ですか？
それは
今のあなたにとって
本当に必要なことですか？
「私」以上に
大切なことですか？
人と人との間には
適切なこころの境界線（バウンダリー）が
必要です。
私たちは、子どものころ
残念ながら、
適切なバウンダリーについて
学ぶ機会がありませんでした。
あなたの親が
バウンダリーを侵害していたからです。
でも、今、
あなたが
ACの生きづらさから回復したいなら
あなたの心の中の両親との間に、
そして
目の前にいるあなたと深く関わる人との間に
しっかりと境界線を引くイメージを
少しずつ
育てて行きましょう！
*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*
*ゼラニウムガーデン*
メンタルアロマカウンセリング
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*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*
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