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心と身体の自然治癒力を高める
アロマ＆メンタルケアサロン
*ゼラニウムガーデン*
オーナーセラピストの いそむらゆうこ です。
「最近楽しかったことを一つ教えて下さい」
私はこういう質問をされるのが
とても苦手でした。
楽しいことがなかなか思い出せなかったから。
…あ、
不幸自慢をしているわけではないですよ！(笑)
もちろん、日々の暮らしで
それなりに楽しいことはあったはずなのです。
でも、
「楽しい」という感覚を
あまり感じていなかったので、
「楽しかった出来事」として
記憶に残っていなかったのだと思います。
* * * * *
子どもの頃、
親の気分が安定しない家庭で育った人は
自分の感覚や感情よりも、
親の気分を優先させて
親のちょっとした気配を敏感に感じとり、
自分の感情を押し殺してでも
親の機嫌を損ねないように
頑張ってきました。
親から感情を否定され続けてきた人は
「こんなこと感じちゃいけないのかな」
「自分の感じ方がおかしいのかな」と
自分自身の感情を否定する癖が
ついてしまいました。
感情を押し殺したり
否定されたりを続けると
だんだん
自分の感情が分からなくなります。
感情が分からないって
とても不自然なことなのですが、
機能不全家庭で暮らすためには
むしろ感情を感じない方が楽だったのです。
子どもは親から否定され、
見捨てられることが
何よりも怖い。
それは、人としての生存本能です。
だからそんな怖い思いをするくらいなら
感情を感じない方がいい…
そうやって自分自身を守ってきたのですね。
あなたが否定されたのは
どんな感情でしたか？
怒りですか？
悲しみですか？
喜びですか？
怒りや悲しみを抑えて
喜びだけを感じることが出来たら
便利なのですが(笑)
人間の感情は
そううまくは出来ていないのです。
怒りや悲しみを押さえていると
だんだんすべての感情が鈍くなって
「自分の感情がわからない」
という状態になって行きます。
でも、そのとき感じられなかった感情は
決してなくなったわけではありません。
身体の中に、
未処理の感情として
しっかりと残っているのです。
あなたが
自分の感覚や感情を取り戻すためには
まずは
「不必要な我慢をやめてみる」
ところから取り組んでみると
良いかも知れませんね。
たとえば友達や同僚から
ランチ会に誘われた時…
あまり乗り気ではないのに、
断ることに不安を感じて
参加することにしてしまう、
誰しもそんな経験があると思います。
でも乗り気ではないランチ会は
参加しても結局は苦痛な時間だったりします。
もしそんなことを繰り返しているなら
次回は思い切って断ってみる。
あるいは
家族の中でいつも
自分ばかりが我慢していることがあるなら
たまには自分の意見を主張してみる。
小さなことで構わないので
自分が無理をしていることをやめてみる。
そして、その時、
自分の身体や心はどんな感じか…
今まで、我慢をしていた時とは
明らかに違う感覚を
感じられるのではないでしょうか。
その感覚を
しっかり味わってみてくださいね！
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*ゼラニウムガーデン*
メンタルアロマカウンセリング
～アロマ＆マインドフルネスで
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