パワハラ・モラハラ被害に遭いやすい…~ACのあなたが自分を好きになるために④ | ちいさなアロマサロン*ゼラニウムガーデン*

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オーナーセラピストの いそむらゆうこ です。

 

 

 

前回の記事では

社会人として

会社にうまく馴染めなかった

私の経験を書きました。

AC[アダルトチャイルド]は、

社会に出た時にいろいろな形で

生きづらさを感じ

孤立してしまいやすいという特徴があります。

 

 

家庭での育ちの傷を抱えているうえに

社会でもさらに

孤立感や自己否定感を深めてしまうのは

本当につらいですね。

 

 

ACの生きづらさが

深刻な形で表面化するのが

パワハラ・モラハラのターゲットにされやすい

ということです。

 

 

 

 

 

 

たとえばこんなシーンを

思い浮かべてくださいね。

 

あなたはまだ入社3か月の新入社員です。

上司から依頼されていた

ある資料作成をしています。

 

作成途中で上司から

「まだ資料は完成しないのか?」と

何度も確認が入ったため、

急ぎで資料を仕上げて上司に提出します。

 

すると上司から

「こんな雑な資料は使い物にならない。」

と、やり直しを命じられます。

 

あなたは、「確かに不十分な部分があるな」と思い、

その部分をやり直して、また急いで上司に提出します。

すると

「やり直して欲しかったのはこの部分ではなく

こちらの部分だ。もう一度やり直すように。」

と命じられます。

 

すっかりしょげて、それでも上司の期待に答えようと

懸命にやり直し作業に没頭します。

 

しかし、上司からは「まだ出来ないのか?」と

イライラした調子の声が飛んできます。


………

 

 

こんな状況が

頻繁に起きるとします。

その時あなたは、

仕事が出来ない自分にしょげかえりながら、

それでも、何とか上司の期待に応えようと

頑張り続けてしまいませんか?

 

ACのあなたは

自分が頑張ることで

この事態を何とか乗り切ろうとしてしまいます。

 

 

 

でも、ちょっと視点を変えてみましょう。

この場合、

あなたの仕事に問題があるのではなく

もしかしたら、上司の側に

問題がある可能性もありますよね。

 

上司の依頼内容にそもそも無理があったのかも知れません。

・入社3か月の社員に任せる内容の仕事だったのか?

・入社3か月の社員であれば時間がかかっても当然の業務に対して、

初めから十分な時間を与えられていなかった可能性が

あるのではないか? 

 

または、

上司の指示が具体的でないことが問題だったかも知れません。

・依頼の時点での指示は入社3か月の社員が理解可能な適切なものだったか?

・依頼の時点で納期に関する指示を明確に出していたのか?

 

などが考えられます。

 

 

一方、あなたは

「上司が私に依頼してきているのだから

私に出来て当然の業務のはずだ」

と思いこんでしまっています。

 

上司の側に問題がある可能性を思いつかない

あるいは

「あれ?私の側の問題なんだろうか」という違和感が

一瞬頭をよぎっても、

その違和感を無視してしまうのです。

 

そして、上司の期待通りに出来ないことが

申し訳ないと思ってしまう。

 

物事がうまく進まない時、

その責任をすべて自分のせいだと思い込み

ひとりで抱え込んでしまうのが

多くのACに共通する思考のクセなのです。

 

 

これは、子どもの頃の

家庭でのパターンを再現しているのです。

 

 

 

 

 

 

ちいさなあなたにとって

「親」は圧倒的な力と支配力がある存在でした。

 

親の命令は絶対でした。

 

親に異議申し立てをしたら、ひどい目に遭いました。

だから、明らかに親に問題がある場合でも

親の側の問題から目をそらせて、

その問題はなかったことにし

親の言うことに従うしかありません。

 

でも何かがおかしい。

納得できないし、辛い…

でもどうしようもない。

 

そんなジレンマの中で、ちいさなあなたは

「きっと自分がいけないんだ。

物事がうまくいかないのは

自分がちゃんとしていないせいなのだ。」

と思うことで、

自分の気持ちをなだめていたのです。

 

そんなことを繰り返しているうちに

物事がうまくいかないのは

自分が至らないせいなのだ…と

自分を責めたり、

その場で起きていることの責任を

すべて自分にあるかのように

背負い込むことがクセになってしまいました。

 

 

 

 

さて、職場の例に戻りましょう。

 

あなたは上司のやり方に

異議申し立てをすることが出来ませんでした。

自分が至らないために

この事態が起きていると思ってしまうのですから

当然ですね。

 

上司の側は

あなたのことを

多少の無理難題を言っても

異議申し立てをしない社員

と認定しました。

 

こうして、あなたはパワハラターゲットとして

選ばれてしまったのです。

 

 

パワハラ・モラハラ加害者というのは

無理難題を言って相手を困らせ、

そこで相手を従わせることで

自分の力を確かめ、満足する

という思考と行動パターンを持つ人たちです。

 

パワハラ加害者にとって、

物事の責任を一人で抱え込むあなたほど

ターゲットにしやすい人は他にはいないという訳です。

 

 

 

 

かつてパワハラ・モラハラの被害者だった私は

今でこそ、この仕組みを理解できるようになりました。

 

でも、渦中にいる時は

自分にこのようなことが起きているということが

全く分からなかったのです。

 

それは、ACという

子ども時代の育ちの傷を持つ人の

トラウマ反応だからなのです。

 

 

だから、もし今あなたが

パワハラやモラハラのターゲットにされてるとしても

そんな自分に

情けなさや自己嫌悪を感じないでください。

 

パワハラやモラハラに遭うのは

あなたが弱いからではありません。

あなたがダメだからじゃありません。

それはあくまでも

育った家庭環境の中で

偶然背負ってしまった

人間関係における複雑性トラウマ

つまり、心のケガの後遺症なのです。

 

あなたは何度も繰り返しケガを負いながら

辛い子ども時代をひとりで生き延びてきました。

だから

そんな自分をまずは労わってあげて下さい。

そして、もっと自分に自信を持って良いのです。

 

「私ってすごい!」

 

自分に自信を持つ許可を出してあげてくださいね!

 

 

 

 

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