参考までに過去の宿泊での夕食はこちら。
「三水館④夕食」
「三水館再訪2011.1②食事と感想」
「三水館再訪2011.5②食事と感想」
「三水館再訪2012.2②食事と感想」
夕食は食事処でいただきます。
3部屋くらい個室がありますが、個室は宿泊料金が高いお部屋優先だと思います。
写真は食後に撮影したものです。
旦那注文。
ガラスの徳利とお猪口がステキ。
飲み物の値段は旅館としては安い部類だと思います。
種類は少ないかも。
お品書きは無いので料理名は適当です。
箸置き
前菜
旬のものを使ったお料理がちょっとずつ。
相変わらずどれも美味しい。
三水館さんの前菜は毎回期待を裏切りません。
草鍋
三水館さんの春のメインは草鍋です。
うろ覚えですが、セリ、ニラ、クレソン、あさつきなど(他にも2、3種類入っていたと思う)草がたっぷり。
鶏もも肉、つみれ、豆腐と一緒にいただきます。
草のちょっと青っぽい味もまた春らしくて美味しいです。
冬のねぎ鍋も大好きだけど、この草鍋も大好きな味です。
これはまた食べたいなぁ。
来年も予約しなくちゃ。
お造り 信濃雪鱒の昆布〆
山葵の茎と葉のみじん切りがのっています。
どちらかというと雪鱒は淡白な魚ですが、爽やかな山葵の辛さがいいアクセントになっていました。
実は通常のお造りは信州サーモンの山かけです。
三水館さんのお料理は季節毎に変わります。
先月泊まったばかりの私たちに配慮して別メニューを用意して下さいました。
空豆の茶碗蒸し
茶碗蒸しに空豆のソースがかかっています。
茶碗蒸し自体は白かったので豆乳ベースなのかな?
中に竹の子も入っています。
空豆のソースが美味しくて熱々だったけどハフハフしながら一気に食べちゃいました。
これぞ春の味覚といった感じの一品でした。
こちらも通常だと柚子ごま豆腐のところを別メニューにして下さったみたいです。
椎茸のはさみ揚げ ふきのとうの天ぷら
ここで痛恨のミス。
食い意地張っているので写真を撮る前にふきのとうの天ぷらを食べてしまいました。
写真を撮るのを忘れてしまうくらい美味しかったということです。(言い訳)
サラダ
ドレッシングも手作りと思われる(未確認)サラダ。
三水館さんのお料理は終盤までお野菜たっぷりいただけます。
黄色いのはゆで卵の黄身を砕いた(?)もの。
黄身は細かいそぼろ状になっているのだけど、どうやったらこうなるのだろう?
焼き魚 信州サーモン
ご飯が欲しくなる一品です。
ご飯
通常なら草鍋の〆で雑炊にするところですが、今回は焼き魚と一緒に白飯でいただきました。
相変わらずふっくらツヤツヤで甘みのある美味しいご飯です。
雑炊が美味しいのは想像に難くないのですが、雑炊だとどうしても量が増えて食べきるのが難しくなってしまうので今回は白飯にしました。
おかげて丁度いい満腹感でした。
香の物
みかんジュース
いつも終盤で注文するみかんジュース。
夫婦でお気に入りです。
ふきのとうのみぞれがけ
ふきのとうと鶏ささ身肉のお浸しにみぞれを混ぜていただきます。
ふきのとうの苦味、大根おろしの辛味、お浸しのお出汁、鶏ささ身肉どれも調和がとれていてさっぱりとした口あたりでお食事の最後にぴったり。
デザート ブラマンジェ 苺と柑橘類のフルーツソース
デザートはロビーでいただきます。
湯呑みが春らしく桜の柄でカワイイ。
フルーツソースの柑橘類の品種失念。
みかんかなぁ?
ブラマンジェももちろんまいうー。
三水館さんのデザートは間違いありません。
和食の宿のデザートではかなりクオリティ高いと思います。
春の料理は初めていただきましたが草鍋も他の料理も全て美味しくて大満足です。
春の味覚をたっぷり堪能しました。
2ヶ月続けての宿泊ということで料理が被らないように配慮していただき大変感激しました。
1万円台の宿でここまでしてもらっちゃって申し訳ないくらいです。
ただし、豪華食材はなく、懐石料理のような華やかさはないので万人受けする訳ではないと思います。
人によっては「メインが草なんて…」といった感想を持たれる方もいます。
旬の野菜を使って手間隙かけた素朴な料理が好きな方にはオススメです。